命にかえても…2【ハイキュー×鬼滅の刃】

91輪 ページ46

角名side

そして、俺たちは第2体育館に集められ


隠の人達から


隠「今回の出来事は内密にお願いします」


という報告だけ受け


合宿は終わり各高校帰っていった


俺たちの帰りのバスの中は


行きと違ってザワザワしておらず


まるで葬式のように静かで


みんな下を向いて、涙を流していた


俺の隣は治なんだけどずっと泣いてる


そういう俺も泣いてるけど


そして、バスは俺たちの高校に到着し


各自帰宅となった


その間も誰も一切喋ることはなかった


そして、オフを挟んで学校へ行き


教室に入ると女友達がきて


ﾓﾌﾞ女「Aちゃん、転校したんだって」


それを聞いてガツンと鈍器で


頭を殴られた様な衝撃が走る


角「そっか…」


もうAに会えないんだ…


俺はまた涙が出てきそうだったから


教室を後にした


そう言えば、まだAに


好きって伝えれてないな…


角「好きだよ…A」


誰にも聞かれないまま


教室に俺の声は消えていった




治side

俺はあれからずっと泣きっぱなしやった


学校に行く日まで泣いて


朝鏡を見ると真っ赤に晴れた目


俺は瞼をそっと触る


すこし熱く感じる


俺は身支度を済ませて学校向かうと


何やら騒がしい教室


教室のドアを開けると


ﾓﾌﾞ「Aさん転校したんだって」


ﾓﾌﾞの声が聞こえて


一瞬で頭が真っ白になり


体が硬直する


治「A…」


俺は静かに涙を流す


侑「サム！？どないしたん！？」


そして、俺はその場で泣き崩れた


治「うっ…っ…Aっ…」


ごめんって言えてへん


好きって言えてへん


もう会えへんのや…


俺はAから貰った藤の花のお守りを


ぎゅっと固く握りしめた

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