82輪 ページ36
角名side
Aがしのぶさんを俺の近くに降ろし
A「しのぶを頼んだ」
そういってAはステージから降り
俺たちに背を向け、羽織をなびかせて
鬼殺隊が背負っている滅が見えた
紅鸞って言う鬼が蒼幻って言う鬼を呼ぶと
鬼の姿から少年の姿に変わった
変わった瞬間にAから動揺している
様子が見られた
俺の横にいるしのぶさんだけじゃなくて
鬼殺隊の人達全員目を見開いている
すると、しのぶさんが
し「倫太郎くん…以前Aさんに継子が居ることを話しましたよね?」
角「はい…聞きました。それと何か関係があるんですか?」
し「ええ…さっき鬼が人に化けて私を斬った人が居ましたよね?」
角「あの髪の長い女の人ですか?」
し「はい、その人は私の姉です。姉は鬼に殺され亡くなりました。そして、今Aさんの目の前に居るのが…Aさんの継子です」
角「え?じゃあ生きてたってことですか?」
し「いいえ、あの鬼は血鬼術といって人に化ける血鬼術を使えるんです」
角「じゃああの紅鸞っていう鬼は?」
し「あの鬼は…継子の呼吸と刀を奪って自分の物にしたんです。恐らく血鬼術が使えないから」
Aの目の前にいる鬼は
鬼殺隊の隊士と手を組んでた鬼で
姿はAの継子だと知った
どうやら、刀も継子だった子の刀らしく
呼吸?もAと同じ…
お互い呼吸を出し合って
傷が付き、刀を流し、受けての繰り返し
お願い…A死なないで…
気づかないうちに拳を固く握りしめている
Aが血を流してる姿を見て目を背けた
でも
し「倫太郎くん、ちゃんと…ちゃんとAさんを見てて上げてください…それにAさんが負けるはずありません」
しのぶさんはそう言ってくれているけど
しのぶさんもきっと見たく無いんだろう
手を固く握り閉めて震えてる
俺はAが勝つことを祈るしか出来なかった
Aは俺の事守ってくれているのに
俺はAを守る事も出来ない…
そんな自分に腹もたつし
何より悔しい…そして
紅「華の呼吸 漆の型 威血射」
A「華の呼吸 肆の型 雪之滴 」
戦いにも終わりが告げた
ボトッ
ボタボタボタ
A「…っ…」
紅「…はっ…」
角「Aっ!!!」
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むふ - あれ…炭治郎の一人称って「僕」だっけ? (2021年10月29日 18時) (レス) @page47 id: b036eaccc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぶ(プロフ) - 輝さん» ごめん!!今見た!!フォローしといたぞぉぉぉ!! (2020年8月6日 15時) (レス) id: 20f56a86ac (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - ぶぶさん» 結構前にフォローしたよ!Flowerで! (2020年8月6日 15時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぶ(プロフ) - 輝さん» よし。俺のTikTokのアカウントを言う!!うへ← bubuko0212ってTikTokで調べてみ!!出てくんで!!空のアイコン!! (2020年7月20日 22時) (レス) id: 20f56a86ac (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - おいしいくじらさん» ほんま!?嬉しい!!!角名の見てね!! (2020年7月20日 21時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:輝 | 作成日時:2020年5月28日 20時