76輪 ページ29
しのぶside
Aさんには倫太郎くん達の元へ
行ってもらいました…だって
Aさんが今やるべき事は
部員全員を護る事ではなく
唯一信じてくれた倫太郎くんを護ること…
なら、倫太郎くんから離れてしまったら
元も子もないですよ
さて、私は今目の前にいる鬼に集中しないとですね
蒼「えー華柱と戦えると思ってたのに…」
紅「貴方達を倒せばいい事か…蒼幻」
蒼「はいよ」
蒼幻は手のひらにふぅと息を吐き
白くて丸い塊の様な物が
カナヲ達の目の前に現れた
蒼幻「血鬼術 譎詭変幻自在」
するとその塊は人に変わっていき
カナヲの前には私
炭治郎くんの前には禰豆子さん
善逸くんの前には桑島慈悟郎さん
伊之助くんの前には琴葉さん
が目の前に立っていた
そして、私の目の前には…蒼幻ではなく
し「姉さん？…」
忘れもしない大切な大事な姉さんが立っていた
カ「しのぶ…」
し「姉さん！！！」
私は目の前にいる姉さんに抱きつこうとすると
A「しのぶ！！そいつはカナエじゃない！！」
Aさんの声でハッとする
そうだ…今まで蒼幻が居たのに居ない…
カ「なぁんだ…騙され無かったか…そのまま来てたらすぐ死ねたのにね」
蒼幻の方に目を向けると
姉さんが持っていた刀を柄から出して
いつでも斬れる状態になっていた
し「…っ…姉さんじゃない…」
私はそう自分に言い聞かせる
けど
カ「しのぶ…貴方を1人置いていってしまってごめんね？…」
姉さんだと思ってしまう…
し「私こそっ…ごめんなさい…」
涙が頬を伝っているのが分かる
し「もっと…私が強ければ…もっと私が早く来ていれば…」
過去の事を謝っても変わらない
でも、きっと姉さんなら
優しく受け止めてくれるはず…
カ「そうよ…貴方が弱かったから、貴方がもう少し早く来ていれば私は助かったかもしれない…」
カ「私は貴方が憎いわ…しのぶ」
カ「私の元へ来て頂戴…」
姉さんに許されようとしてた
姉さんならって思ってた
そうか私が弱かったから姉さんが…
ごめんなさい…姉さん…
姉さんが刀を振り上げているのを
防ごうともしない私…
あぁ、姉さんに斬られるんだ
カ「じゃあな鬼狩り」
A「しのぶっ！！！」
Aさんが私の名を呼んでいる…
Aさん…ごめんなさい…
そして、痛みと共に
赤い血が舞い上がった
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むふ - あれ…炭治郎の一人称って「僕」だっけ？ (2021年10月29日 18時) (
レス) @page47 id: b036eaccc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぶ(プロフ) - 輝さん» ごめん！！今見た！！フォローしといたぞぉぉぉ！！ (2020年8月6日 15時) (レス) id: 20f56a86ac (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - ぶぶさん» 結構前にフォローしたよ！Flowerで！ (2020年8月6日 15時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぶ(プロフ) - 輝さん» よし。俺のTikTokのアカウントを言う！！うへ← bubuko0212ってTikTokで調べてみ！！出てくんで！！空のアイコン！！ (2020年7月20日 22時) (レス) id: 20f56a86ac (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - おいしいくじらさん» ほんま！？嬉しい！！！角名の見てね！！ (2020年7月20日 21時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輝 | 作成日時：2020年5月28日 20時
