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拾玖話 ページ21

Noside

翌朝…


時「行こうか、A」


『うん!』


僕達は任務先へ向かった。


『そう言えば、任務先って…』


時「西にある紅咲村だったかな」


『紅咲村…』


時「男女問わず若い人が行方不明らしい」


『男女問わずで、若い人のみ?』


時「うん、そうだよ」


『気を引き締めて行かないと!』


時「そうだね、Aは僕が守るから大丈夫だよ」


『な!自分の身は自分で守れます!』


時「ふふっ、そうだね」


ジャリ…


時「着いたね…」


任務先の紅咲村…


道の至る所に真っ赤な彼岸花が咲いている


『なんで彼岸花が…』


時「彼岸花は死体の上に咲くって聞くけど…」


『まさか、彼岸花の下には死体が…』


?「そう…彼岸花の下には妾が喰った死体が埋まってある…」


その声を聞いて僕とAは柄に手をかけた


?「その服は鬼殺隊ではないか…妾も強うなったものじゃな…」


『何が言いたいの?』


?「そなたらが来たと言うことはそれほど人が居なくなったと言うこと…つまり、妾はそれほど人を喰ったと言うことだ…」


『それで?貴方はどうしたいの?』


?「妾はそなたらを喰ってまた強くなる…」


その言葉を聞いてAは鬼に斬りかかった


でも、赤い髪で防がれた。


『貴方のくだらない理由で何人の人が死んだと思ってるの!?』


?「知らぬ、詳しい数が知りたいなら彼岸花を数えたらどうじゃ?」


『なら、お前は私の足代になれ…』


間をとったA


『無一郎くん、村の人を安全な場所に避難させて欲しい』


時「でも…っ…分かった、任せるよA」


?「行かせぬ」


そう言って、僕達は360度彼岸花に囲まれた


?「その輪から出てみよ…毒で死ぬぞ…」


?「そなたら肉付きも良い。それに女の方は稀血だ。」


『だから、何?』


?「名を申せ…」


『名乗るときは自分からが礼儀じゃない?』


?「妾は十二鬼月 下弦の肆 紅欐(こうれい)」


時「十二鬼月…霞柱 時透無一郎」


『霞柱 継子 夜道A』


紅「ほう…そなたら強いのう、面白くなりそうじゃ…」

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弖桜(プロフ) - とっても面白いです!これが完結だなんて勿体ないです!応援しています頑張って下さい! (2020年8月30日 20時) (レス) id: 380045ca60 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます!気になる…!頑張ってください! (2020年8月13日 20時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
あやりん - 面白い。。。凄く気に入ったよ! (2020年7月18日 12時) (レス) id: 5191a250c9 (このIDを非表示/違反報告)
金米糖 - 面白かったです。これからも頑張ってください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お餅の神。←さん» そんな褒めたら更新頑張っちゃいます!! (2019年10月16日 16時) (レス) id: e2c530e2d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年9月26日 18時

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