今日:21 hit、昨日:13 hit、合計:27,568 hit
小｜中｜大
また後で ページ38
ビザを稼ぐため、トランプを揃えるため、今日はゲームに参加する日だ。ゲーム会場は体育館のようで、スマホと首輪が置かれているのが見える。スマホを手に持ち首輪を付ける。この瞬間が、死刑を言い渡されているような、生きた心地がしなくて慣れない。
同じようにスマホを手にしている男が目に入る。
「タッタ！」
偶然出会った驚きで、思わず大きな声を出してしまう。
「A良かった…今ビーチの整備工やってて…」
「ご挨拶ならゲーム後にして」
杏が冷静に言う。彼女も今日はゲームに参加する。確かにそうだ。ここで悠長に喋ってる暇はない。
「タッタ…ゲームが終わったらまた…後でね」
お互いに生きて会える補償はどこにもない。だが、今はそう言う他何もなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かえで(プロフ) - おこめさん» えー！ありがとうございます！見ていてくださってたんですね。めちゃくちゃ嬉しいです…！今後ともよろしくお願いします！ (2023年2月20日 23時) (
レス) id: 8a349644e1 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - かえでさん初めまして！いつも楽しく拝読させていただいております！更新頑張ってください。陰ながら応援しております^ᴗ͈ˬᴗ͈^♡ (2023年2月20日 22時) (レス) id: 9157f8724a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かえで | 作成日時：2023年2月8日 19時
