めにーすとーりーず。3

C #51 ☆ ページ20

あなたside




授業中。






前の男子から

ノートの切れ端的な紙に





"すき。つきあって。"


って。







いや、なんで授業中に。って思ったけど、






あと、全部ひらがな。

子供かよ、←、、じゃなくて。





いや、いや、どうすればいい？これ。











好きな人いるっちゃいるんだけど、



いやでも、彼氏いないからな、






あたしはこれくれた人じゃなくて、









隣の、、





「かして、それ。」



『え、いや、』




バレたくなかった、



だって、誠也がすきだから、







でも、その紙はヒョイと取られて。









『え、なにかいてんの。』





なんか、その紙に誠也が書き始めるから







戸惑ってたら。








よし、なんて言って、



誠也は前の男子の席にその紙を投げた。










、、いや、待て。内容は何さ、










すると、前の男子は私と誠也の顔を見て




え？みたいに驚いた顔をした。











うん。いや、なんだよ、






どうしても内容が気になって





前の男子の背中をツンツンして

紙を奪い取る。















くしゃくしゃになった紙を広げると、









"だめ。Aは俺の彼女だから。"

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