検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:156,016 hit

G #22 ☆ ページ15

小林誠司side




『誠司くん。好きだよ。』












俺が、怪我で入院した時。

ひとつ隣の病室に入院したきみ。



「俺、野球がやりたい、」

『大丈夫。誠司くんなら、
すぐに出来るようになる!!』


弱音を吐いたら、大丈夫って。
その笑顔に何回救われた事か、、





でも、



『わ、私はどうなるのっ、!!』

【言いにくいのですが、
Aさんの病気はとても深刻なもので、
長生きできる保証はありません、、】

『そんな、、』



隣の病室から聞こえた声。





『私、まだ生きていたいよ、』






彼女の声は弱々しかった。













『ねぇ、誠司くん。』


『私、誠司くんのことが好き。

でも叶っちゃいけない恋なの。』


『だって、私。

もう会えなくなるから、






、、ばいばい。』






、っ、、、夢か、、








はぁ、はぁ、はぁっ、、


隣の病室から過呼吸の音が、



、、A、!!




怪我とかどうでもいい、

隣の病室に駆け込んだ、、





『誠司くんっ、、はぁっ、
ナース、コール、、押してっ、はぁ、』


すぐにナースコールのボタンを押した、


「A!俺がいるから、大丈夫だから、!」









『誠司くんっ、、はぁ、
わた、し、、はぁっ、、もう、










だめかも、、しれないっ、はぁっ、』



あの笑顔が、早く見たい。

また"大丈夫だよ。"って言ってほしい。




でも、でも、、






【大丈夫ですか!】

【ちょっと、下がってください!】



看護師の言われるがままに下がる。
























やっと、野球が出来るよ。


Aが大丈夫って言ってくれたおかげかな。







今度、お墓に行く。
俺のユニフォーム持って。

ほんとに野球選手って事が分かるだろ?













「俺、Aの事、今でも、好きだよ。」

T #9 ☆→←F #7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:プロ野球 , 短編 , 野球 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ayaka.《《《(プロフ) - 永遠さん» はい。リクエストありがとうございます!ちょっと今、忙しいんですよ〜、遅くなるんですけどいいですかね、 (2016年12月10日 14時) (レス) id: 5b37f40c2e (このIDを非表示/違反報告)
永遠 - ジャイアンツの片岡選手の激甘な新婚生活、でよろしくお願いします (2016年12月10日 14時) (レス) id: 7d07351727 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka.《《《(プロフ) - 虹人。さん» ありがとうございました。またのリクエストおまちしてます!楽しみにしてます! (2016年12月1日 17時) (レス) id: 5b37f40c2e (このIDを非表示/違反報告)
虹人。(プロフ) - ayaka.《《《さん» 本当に良かったです〜(´ `*)またリクエストしてもいいですか??……私の方も頑張ります〜♪ (2016年12月1日 17時) (レス) id: 6c2b451955 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka.《《《(プロフ) - smile★さん» お待ちしてまーす!! (2016年11月27日 19時) (レス) id: 5b37f40c2e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ayaka.《《《 | 作成日時:2016年10月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。