【碓氷真澄】とりあえず、どうする？2【茅ヶ崎至】

episode52 ページ5

寮に帰ると私は真っ先に部屋に行く



A「あーーーもう何もしたくない、、、、、」




真澄のことで頭がいっぱいで何もやる気が起きない。


まさか真澄が、、、、、、



ため息をつき、ベットにうずくまる。




ふと机の上に目を向けると、至さんへのプレゼントが。


A「そういえばまだ渡してなかったな〜」



至さんが帰ってきたら渡そう、とまたベットに倒れ込んで目を瞑る




頭の中に真澄と至さんの顔が浮かぶ。




A「ダメだ、リビング行こ」




どうしてもあの2人の顔が頭から離れない。




至さんにキスされそうになったこと



真澄に告白されたこと




全てが鮮明に思い出される。





A「はぁ......」





部屋から出た私は大きなため息をついた





万里「おい、何デカいため息ついてんだよ」




A「あっ万里くん」




万里「そういや、至さんにあれ、渡したの？」




あれ、、、ああプレゼントのことか




A「まだ。タイミング逃しちゃって」




万里「今日至さん早く帰れるって言ってたし、久々に部屋、行ってみれば？まあ何されっかわかんねーけど笑」





A「でもいいのかな、、、なんか気まづいし」





万里「まあ、言うほど気にしなくて大丈夫っしょ。あの人がゲームしてなかったのも単に仕事が忙しかったからみたいだし。」





A「そうかな.....じゃあ行ってみる！」





万里「おう！本当は俺がゲームしよって誘われてんだけどな笑」




A「じゃあ万里くんが行きなよ笑」




万里「まあ特別イベがあるわけじゃねえし。....ゲーム仲間の応援ぐらいしたっていいじゃん？」





A「応援(?)応援だったら一緒にゲームしてあげた方がいいんじゃない？」




万里「お前、つくづくバカだよな〜。これは至さんに同情するわ」




A「え？」




万里「なんてな。じゃあ俺夕飯食べに行くけど」




A「あっ私も行く！」






万里くんは何が言いたかったんだろ、、、




てか今日やっと至さんとお話出来る、、、、！！





って、なんで喜んでんだ私





また変なことされるかもしれないし、用心して行くことにしよう！

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