【碓氷真澄】とりあえず、どうする？2【茅ヶ崎至】

episode61 ページ14

先生「それじゃあ、夏休み悪さするなよ〜」



HRが終わり、生徒が教室から続々と出ていく。



やっと夏休みだ〜〜〜！



万里「おいAー！！帰るぞ！」




ドアのところには万里くんと咲也くんの姿が。



A「ひよ、じゃあね！」



ひよに別れを告げると、ドアの方へ。




A「帰ろっか」



咲也「うん！....ってあれ、真澄くんは？」



言われてみれば真澄の姿がない



普段なら隣にいるのに....





3人で教室の中を見渡す。




万里「おい、真澄寝てんじゃん」




真澄は机に伏せたまま眠っている。




A「ちょっと真澄！起きてよ」




真澄を揺さぶって起こす。



真澄「うるさい....」



真澄はだるそうに起き上がると伸びをする




咲也「ほら真澄くん！帰るよ！」




咲也くんは真澄の荷物を持つと、強引に引っ張る





さすが扱いに慣れてる、、、、




A「いや〜諸君。夏休みですよ？」




帰り道で私は3人に話しかける




万里「どうせ予定無いだろ」




ぐぬぬぬ....摂津万里め、痛い所ついてきやがる




A「予定はこれから立てる」




咲也「そういえば春組で合宿やるんだよね！左京さんから聞いた？」




万里「え？俺らも合宿やるって言われたけど」




A「私も春組やるってしか言われてないな〜」




咲也「もしかしたら劇団員全員合宿だったりして！」




万里「いやいや、あのドケチヤクザがそんな金かかることやると思えねえけど」



A「楽しそー！」



万里「お前も行くのかよ...」



A「もちろん！MANKAIカンパニーの立派なお手伝いですから♪」



万里「ほぼ支配人2号みたいなもんだけどな」




真澄「Aと同じ部屋がいい」




隣でずっと黙っていた真澄が急に話し出す



A「えっもう部屋の話！？」




咲也「ダメだよ真澄くん！さすがに別室だって」



万里「Aも大変だな〜、どうせなら俺の隣で寝る？」




A「は！？！？」




真澄「おい万里。Aは渡さない」




真澄が前のめりになる。



流れで手まで繋がれた....




万里「冗談だって笑」




真澄「はぁ....」



咲也「まあまあ落ち着いて。今日左京さんに集合掛けられてるし、その時詳細を聞いてみようよ！」




A「そうだね！」





咲也くん....やっぱり場を和ませるプロ....



天使かな？？








そんなこんなで寮に着くのであった

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