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episode25 ページ26

部屋に戻った私はいつも通りゲームを始める。



A「今日も疲れたな.....」


そうつぶやくと、コンコンドアを叩く音がする


A「はーい」


至「俺だよ」


至さんか

ガチャのことかな



A「今開けますね!」


ドアを開ける。

至さんは笑顔で私に言う


至「ちょっと入っていいかな?」


とりあえず部屋に入ってもらい、座らせる。



A「なんのガチャですか?」


さっきガチャを引いて欲しいと言っていたから、その事なんだろう


至「あ、違うよ」


A「....え?」



至さん発言に驚いて声が全然でない


A「......なんでじゃあ来たんですか」


至「なんでだと思う?」



至さんは微笑んで言う



A「そんなの分かりませんよ!」


すると至はクスっと笑い、


至「まあ分からなくてもいいけどね。ちょっとしたライバルが現れそうだから見せつけとこうと思って」



A「は?」



至さんが何を言ってるのか分からない。



至「話変わるけど、今日真澄と何かあった?」


A「いや特には何も」


至「いやいや、嘘でしょ。明らかに真澄の様子がおかしいし」



A「.....わかりましたよ..」



私は今日のことを至さんに話した。



至「....そんなことがあったんだ。真澄も攻めたことするじゃん」


A「攻めたことって....真澄は真澄なりに気遣ってくれたんですよ?」


至「ふーん。じゃあ、これでも?」



そういうと至さんは私をぎゅっと抱きしめる



A「ちょっと至さん!やめてください!」


至「嫌だ」



すると後ろからガチャっと音が聞こえる。



真澄「至、なにしてんの」



至「何って見ればわかるでしょ」



真澄「やめろ」



至「なんでだよ。お前には監督さんがいるだろ」



真澄「そうだけど....Aが嫌がってるし。」



真澄は至さんを睨みつける



至「お前、今まで監督さん以外興味無い!って感じだったのに、どうしたの」



真澄「別に。なんかいい気分はしないから。」




真澄がそういうと、至さんは私を離してくれた。



至「じゃあ俺帰るね。おやすみ」



至さんが部屋を出ていく。


なんだったんだ....



真澄「至に何されたの?」


A「いや特になにも!心配かけてごめんね」



真澄「Aに何もないんだったら良かった。またなんかあったら言って」



A「うんわかった。おやすみ、真澄」



真澄「おやすみ」




おやすみと伝えると真澄は部屋に戻っていった

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設定タグ:碓氷真澄 , 茅ヶ崎至 , A3   
作品ジャンル:恋愛
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コンクリート(プロフ) - ありがとうございます^^ (2021年8月17日 21時) (レス) id: 2e3a31a212 (このIDを非表示/違反報告)
琉美衣(プロフ) - 初めまして! タグ検索でお見かけしてドキドキしながら見させていただきました!! 珍しく、更新日時が近日だったので続きをワクワクしながらお待ちしております! (2021年8月14日 12時) (レス) id: 41e757a735 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コンクリート | 作成日時:2021年7月16日 23時

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