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有希子「そんなことないわよ！もしかしたら新ちゃんよりすごいかも」
母さんがそう言うと、兄さんは明らかに不服そうな顔をした。
A「冗談はよして。実際に起きた殺人事件を解決した兄さんに比べたら足元にも及ばないわよ」
優作「そうかもしれないが、新一はAのこの謙虚さを見習わないといけないな」
新一「確かにそうかもしれないな」
兄さんはそう言って、私の頭を撫でた。不服そうな顔もいつものしたり顔(悪意はありません)に戻っている。
優作「そうだ、新一。その事件について詳しいことを教えてくれないか」
新一「ああ、もちろん！」
2人は連れだって書斎の方に歩いていった。リビングには私と母さんだけが残される。
有希子「Aちゃん、学校はどうだった？お茶でも飲みながら話聞かせてよ」
A「私がやるよ。母さんは長時間のフライトで疲れたでしょ？座ってて」
有希子「そう？いや〜本当にいい娘を持ったわね」
A「また調子のいいこと言って」
私は2人分のお茶を淹れ、母さんの向かい側のソファに座った。
有希子「それで？2年生初日はどうだった？」
A「特に変わらないよ。あ、そういえばね…」
私は黒羽君のことを母さんに話した。あえて私が彼を覚えていることは言わない。特別理由はないけどね。
A「もうびっくりしちゃった！だって兄さんと瓜二つなんだもん！髪を帽子で隠されたらどっちがどっちか分かんないよ」
有希子「その子黒羽快斗君って言うのよね？もしかしたらその子…」
A「母さん、黒羽君のこと知ってるの？」
有希子「え？まあ…でも、きっと人違いね。確かお母さんと一緒に海外にいるはずだから」
A「ふ〜ん」
このときもっと詳しく聞いとくべきだったかな？そしたら彼を巻き込むこともなかったかも。
後悔先に立たず
正にこの言葉の通りだ。
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魔理沙 - 続きが気になります！更新無理のない範囲で頑張ってくださいね！ (2019年5月4日 7時) (
レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみみ - 早く続きが読みたいです！きゃー(ハート)（≧∇≦） (2017年7月29日 18時) (レス) id: c869ec7dba (このIDを非表示/違反報告)
千織(プロフ) - 欠月さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: 5dae7a5f95 (このIDを非表示/違反報告)
欠月(プロフ) - 面白かったですッ！これからが楽しみ/// (2017年5月4日 20時) (レス) id: 3f5aeeaaec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千織 | 作成日時：2017年5月4日 19時
