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現在...


青子「ちょっと快斗!もっと速く歩いてよ。遅刻しちゃうでしょ!」


快斗「おいおい、朝から喚くなよな。うるせぇったらありゃしない」


青子「何ですって!?」


快斗「怒ると眉間のとこしわできるぞ」


青子「え?……快斗ぉ!」





4月7日。今日から俺たちは高校2年生になる。そのせいもあってか、青子のテンションがいつも以上に高い。そんなに興奮してどうするんだよ。学年が1つ上がるだけで何も変わんねぇだろうが。






恵子「青子〜!快斗く〜ん!」


青子「恵子!おはよ〜」


恵子「おはよ!夫婦揃ってご登場なんて、相変わらず仲がいいね」


青子「ちょっ、ば、ばか!そんなんじゃないから///」


恵子「青子ったら照れちゃって。可愛い〜」


青子「恵子!!」



ま〜た始まったよ。こいつら毎回この話題で盛り上がってっけど、それしか能ねぇのかよ。




青子「あっ!クラス発表始まったよ!行こっ快斗!」


快斗「ちょっ青子!あんま引っ張んなって」









青子「見て快斗!今年も同じクラスだよ!」


快斗「ちぇえ。またこいつと一緒かよ」


青子「なんか言った?」


快斗「何にも言ってません!」





クラスも分かったことだし教室に行くか。そう思って一歩踏み出したとき…





ドンッ





?「きゃっ」




倒れてきた美人さん。




快斗「おっと!大丈夫か?」


?「あっ!ごめんなさぃ…」


快斗「ん?どうかした?」


?「いえ、ごめんなさい。あの…支えてくれてありがとう」


快斗「どういたしまして。人多いから気をつけろよ。それじゃあ俺はここで」





パシッ





快斗「へ?」


?「ちょっと待って」


快斗「え?ちょっ…」





女の子はそう言うと掴んでいた手を離して俺に近づいてきた。



近くで見るとさらに美人だな。





?「桜の花びら。髪に付いてたよ」


快斗「あ、ありがとう…///」





あれ?これって前にも…





?「それじゃあ!」


快斗「ちょ、待って!」




女の子はさっさと走っていってしまった。






青子「快斗〜!何情けない顔で固まってんのよ!」


快斗「おい青子。お前あの子知ってるか?」


青子「さっきの子?嘘!?快斗知らないの?工藤Aちゃんでしょ。学校一美人って噂の」


快斗「工藤A…」





へ〜、なるほど。見覚えがあって当然か。




やっと見つけたぜ。






A

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魔理沙 - 続きが気になります!更新無理のない範囲で頑張ってくださいね! (2019年5月4日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみみ - 早く続きが読みたいです!きゃー(ハート)(≧∇≦) (2017年7月29日 18時) (レス) id: c869ec7dba (このIDを非表示/違反報告)
千織(プロフ) - 欠月さん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 5dae7a5f95 (このIDを非表示/違反報告)
欠月(プロフ) - 面白かったですッ!これからが楽しみ/// (2017年5月4日 20時) (レス) id: 3f5aeeaaec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千織 | 作成日時:2017年5月4日 19時

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