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捌 話 ページ10

(炭治郎早く出したいので飛ばします)

※話が前後しました





























_その日はとても寒い夜だった







立派に大きく膨らんだお腹を気にしながら歩いていると、日が短い冬なのであっという間に空が暗くなってしまっていた







『はぁー…』






お腹を撫でながら、悴んだ右手を温めるように息を吹きかけていると、前からフラフラとした足取りの男が歩いて来た




視界に入らないように道の端に避けていたが、男が急にこちらへ思い切りぶつかってきた







「痛ってぇなァ!オイ嬢ちゃん〜怪我したらどーしてくれんねや」




『す、すみません』







明らかにぶつかってきたのは男である


Aは謝って直ぐに離れようとするが、その男は酔っているのかAにダル絡みを続け、ついには肩を掴んだ






「オイオイ、まさかこのまま逃げるってのは可笑しいやろォ!」




『ごめんなさい、離して頂けないでしょうか…』




「あんたからぶつかってきて離せだァ?良く見たら上玉じゃねーか、へへっちょっと付き合えや!
…ん?何やその腹、」





Aは慌てて自分のお腹を護るように抱き締める





『あっ、赤ちゃんがいるんです…勘弁して下さい…!』




「アァ?餓鬼ィ?じゃあ俺との餓鬼でも孕んで貰おうかなァ!」





そう言って男は腕を大きく上げたが、たまたま(・・・・)後ろを通っていた女性に思い切り当たった



男はガン飛ばそうと振り向くが、そこに居たのが女性だと知るとニヤリと笑う




「おい女!てめぇも俺にぶつかったんだから来いや!!」




男は女性の手首を握ろうと手を伸ばすが、それは躱された





「すみません…余所見してたもので」




「あ?何避けてんだよ!地べたに頭ァ付けて謝れや!」




「……」





ただ無視をし続ける女性に腹が立ったのか、男は地面に唾を吐いた





「ケッ、女だからって調子乗ってんなよ…んだよその顔、死人みてぇで気色悪ィ!」






_ピキ、





女性の額に青筋が立ち、真っ赤な瞳で男を捉えた瞬間_






Aは素早く女性を庇うように前に立った






ーーーーーーーー

炭十郎さんはお仕事です()
でも奥さん(A)とお腹の子供が心配で秒で仕事終わらせて飛んで帰ってきてる途中(だったらいいな)

そして家にいないの分かると血相変えて迎えに来てくれてる途中(だと思う)

玖 話→←漆 話



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恋淵(プロフ) - 何度も読み返してます!!とても続きが気になります…更新頑張ってください!! (2020年7月5日 2時) (レス) id: 8c2670d918 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー - 早く続きが見たい!更新待ってます! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 34421024d8 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみに待ってます! (2019年12月15日 23時) (レス) id: aeec6d80c7 (このIDを非表示/違反報告)
SAKI - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます!!!頑張ってください! (2019年11月17日 19時) (レス) id: b6b3e612da (このIDを非表示/違反報告)
れいれい - わぁ!とっても面白かったです!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年11月2日 23時) (レス) id: 37bbb80034 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あか | 作成日時:2019年10月18日 21時

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