序 幕 ページ2
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_雪の降る寒い夜だった
その日はその年で1番、寒いとされた真冬の夜中
満月の輝く夜空からしんしんと柔らかな雪が降ってきて、それはまるで白い天使の羽が降るかのように幻想的な光景であった。
_「もう少しだ、頑張ってくれ…!」
町外れにある古い小さな母屋にて、
苦しそうに息張る女性とその女性の右手を握り、懸命に励ます男性
_「っ、あァっ…!」
助産師は女性の臀部から産まれてきた産声を上げる赤子をそっと持ち上げると、すぐさま臍の緒を切り濡れタオルで血をある程度拭き、
涙ぐむ男女にそっと渡す
「奥さん、元気な
男性に起こされ、渡された小さい小さい赤子をゆっくりと抱く女性
手を握って泣く我が子の頭にそっと接吻を落とす
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「A…私たちの、愛しい愛しい、可愛い娘…」
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恋淵(プロフ) - 何度も読み返してます!!とても続きが気になります…更新頑張ってください!! (2020年7月5日 2時) (レス) id: 8c2670d918 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー - 早く続きが見たい!更新待ってます! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 34421024d8 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみに待ってます! (2019年12月15日 23時) (レス) id: aeec6d80c7 (このIDを非表示/違反報告)
SAKI - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます!!!頑張ってください! (2019年11月17日 19時) (レス) id: b6b3e612da (このIDを非表示/違反報告)
れいれい - わぁ!とっても面白かったです!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年11月2日 23時) (レス) id: 37bbb80034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あか | 作成日時:2019年10月18日 21時