No.3 ページ6
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｢素晴らしいヒーローだね｣
｢…オールマイト｣
無事に相澤か引き取ることに決定し、何時間にも渡った会議が終了すると同時に、
少女が眠っている病院に向かおうとするとオールマイトにそう讃えられた
｢…いえ、あの場の誰もがヒーローではなかった。俺は、あの軽さを忘れてはいけない、そう思ったんです｣
｢…私にも、何か出来ることがあるなら言ってくれ！何でもする｣
｢はぁ、ありがとうございます｣
そう一言お礼を言うと、Aが寝てるであろう病室に入った
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｢……｣
ベッドの傍の椅子に腰を掛け、目の前で寝ている少女を改めて見る
推定年齢からは有り得ないほど細く、握ったら折れてしまいそうな手首
身体中、包帯が巻かれ、痛々しくも残ってしまうであろう火傷に、相澤は顔を顰めた
｢…悪い｣
少女の髪を優しく撫でると、ピクりと反応し、
綺麗な瞳を髪の間から確認した
｢起きたか？｣
『……あ、』
｢大丈夫だ、君は保護した、もう怖いものも何も無い。安心しろ｣
相澤は少女の手を優しく握り、落ち着かせるようにそう言った
『…ほのう、が………すべてを………』
"全てを、焼いてくれたんだ"
その言葉は口から出ること無く、呼吸と一緒に零れていった
｢…大丈夫だ、大丈夫｣
Aの言葉に眉を顰めながらも、彼は手を握ったまま
きっと、炎がトラウマになったとか、を思っているのかも知れない
Aは力なく手を握り返した
何故だが、この男性にはヴェノムと同じ心地良さを感じた
『……』
｢……遅くなって、ごめんな｣
その言葉に小さく首を横に振ると、柔らかく笑った
『(…ヴェノム、ありがとう)』
･
《お前のためだ》
頭の中で、そう聞こえた
続く (更新停止中)
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ねこまる。(プロフ) - |ω･` )ﾁﾗｯﾄ...続き待ってます (2021年8月4日 18時) (
レス) id: 1c55f5bae3 (このIDを非表示/違反報告)
中二病者です！(プロフ) - 続きが読みたいととても思いました！こんなに良い作品を作ってくれてアリガトウ！（泣） (2019年7月22日 16時) (レス) id: 7653d79d67 (このIDを非表示/違反報告)
シャルア - かつての相棒だったシンビオートの声は、もう届かない。後は、自分を上回る同胞の生前に倒されるだけ。すみません。マドマギぶっこみました (2018年11月29日 11時) (レス) id: 2e225392ec (このIDを非表示/違反報告)
シャルア - 無個性でもヒーローになれるチャンスがある。彼は私の個性になってくれたのに。それなのに私は更なる強さを求めて願いを叶えた。魂を対価にしその後どうなるのかもわからず。英雄でも敵でもない存在となること、救った命の数だけこれから人を祟りながら生きること (2018年11月29日 11時) (レス) id: 2e225392ec (このIDを非表示/違反報告)
おかめ(プロフ) - ヴェノムめっちゃ面白そうだと思ってたんで、ヒロアカとのコラボとか最高です…！私も、成り上がりとかよりは最初からチート無双な話が好きです笑笑 更新待ってます！！ (2018年11月28日 23時) (レス) id: 9a2f2b8052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2018年11月18日 15時
