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カルマside
Aが居る病室に、俺は皆より早く着いた
乱れる息を整える間もなく勢いに任せてドアを開ける
｢、、、赤羽君、よね、、、｣
ドアを開けた先に目を真っ赤に腫らしている母親が俺に気づき、話しかけてきた
｢っ！A、、、！！｣
母親に会釈する余裕もなく、その隣で眠っているAに駆け寄る
｢A、、、！！
ねぇ、目を覚ましてよ…
ごめん…俺が悪かったから…
いつもみたいに、カルマって呼んで笑ってよっ、、、！！｣
目を覚ますはずないのに、何度も何度もAに声をかけ続けた
｢カルマっ、、、！
＿A！！｣
追いついた皆が息を切らして病室に入ってくる
｢＿＿＿A？
AっAっ、、、｣
目に涙をためてAを揺さぶる茅野
｢＿＿貴方たちが、Aの、、、
来てくれてありがとう｣
深々と頭を下げるAの母親
何で謝るんだよ、俺達が悪いのに、、、
｢、、、ごめんなさい！！
俺が、俺達が、Aを、、、
＿俺達が殺したのも同然なんです！！｣
磯貝が頭を下げる
それに続いて皆も謝りながら頭を下げてく
もちろん、俺も
許してもらうなんて考えてない
ただ、どうしても謝りたいんだ
｢＿＿顔を上げて。
Aは、本当にいい友達をもったのね、、、｣
Aの頭をそっと、壊れ物を扱うように撫でている
その顔は優しく、本当に大事にしている事がわかる表情だった
・
｢＿＿ある日いきなり、頭が割れるように痛いって言い始めたの。
1週間前ぐらいに病院に行って、検査した時には＿｣
｢脳に珍しい腫瘍が出来ていて、取り除くのは不可能と言われたわ｣
｢＿そして、医者に余命1週間と言われた。
実際には、1週間ももたなかったんだけどね｣
｢それからAが学校でやった事は、何一つ教えて貰ってないけど、いつも貴方達の事を楽しそうに話してた｣
｢＿＿Aは、最期まで貴方達の事が大好きだったのよ｣
＿＿一筋。
俺の頬に、冷たい物が伝っていった。
(失って初めて大切なものに気づく)
ーーーーーー
グダグダになってきました、、、
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黒灰白有無％(プロフ) - 完結おめでとうございます八年くらい前ですが 個人的に余命宣告された側も友人が余命宣告された気持ちが理解できるので余計に感動しました、そして改めて命の大切さや友人の大切さなど理解できた気がします。本編番外編ともにとても面白かったです！また読みに来ます！! (2023年4月1日 1時) (
レス) @page29 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
璃徒 - めっちゃ感動する！好きです‼やばいです！（語彙力なさすぎる…） (2022年1月28日 17時) (レス) @page39 id: 19b3aa7f76 (このIDを非表示/違反報告)
すいーつ - めっちゃ感動したー (2022年1月24日 2時) (レス) @page29 id: 05706ee9f8 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - すごい感動しました！他の人も言っているように神作品です！涙がやばい！ww生きることの大切さがすごくわかりました！この作品を読んで心のモヤモヤがとれ一気に光が見えました！ (2021年10月18日 1時) (レス) @page23 id: 4fccf8109e (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - すごい泣きました、、、こんな神作品に出会えて嬉しかったです泣 (2021年5月14日 22時) (レス) id: 9971d25ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年7月23日 14時
