〇〇しないと出られない血鬼術 参※リクエスト停止中

長男組とキス【リクエスト】 ページ38

【長男組と口づけをしないと出られない部屋】


実弥さん、煉獄さん、炭治郎くんと私。


部屋にはこの4人がいた。


いつもは明るい3人も固まっている。

当然といえば当然だと思う。

私と3人は付き合ってるとかそう言う関係ではない。

それなのに口づけなんて……

『………………私見てるので3人で口づけしてください』


「ふざけんな馬鹿」


部屋の隅に行こうとすると実弥さんに首根っこを掴まれる。


「長男組と口づけってことは、お前が俺らに口づけすんだよ」

『ひえっ』

顔が近づき実弥さんの顔が真ん前にある。


『あ、あの、ん……』

首根っこを掴まれた状態で口づけをされる。


背中に手を回され首根っこから手が離される。


抱きしめられる形になり、口づけをずっとされる。


口づけをして、一回離れて、もう一回口づけをして、また離れて……


そんなことの繰り返し


『ん……んん……も、やめて……』

離れた時に顔を傾けてそっぽを向きそう言う。


しかし、実弥さんに顎を掴まれ互いに見つめ合う形になる。


「それは無理な話だな。これから他のヤローにされるんだろ……だったら気がすむまでやらせろ」

また顔が近づく。


ギュッと目を瞑ると唇とはまた違う柔らかい感触がした。


驚いて目を開けると手が私の口を覆っていて後ろに温もりを感じた。



「不死川、すまんがそこまでにしてくれるか」


後ろから抱きしめる形で私の口元を覆っていたのは煉獄さんだった。



『へんごくひゃん！？』


口元を覆ったまま話したのでうまく言えなかった。


でも煉獄さんには伝わったみたいで


私の方を見てにこりと笑った。


「Aくん、不本意かもしれないが、俺に唇を許してくれ」


『へっ』


ひねり出した言葉は煉獄さんの唇に飲み込まれた。

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