〇〇しないと出られない血鬼術 参※リクエスト停止中

善逸とチロルチョコ【リクエスト】 ページ4

※キメツ学園。 夢主鬼殺隊の頃の記憶なし


【チロルチョコゲームをしないと出られない部屋】



チロルチョコゲームとは、ポッキーゲームの進化版で、所謂、Dキスしちゃうかもしれない系の遊びである。


それを、わたしは同じクラスの我妻くんとやらないといけないのだ。



我妻くんは風紀委員なのに金髪で所謂【いじられキャラ】だ。


そんな我妻くんに恋をして早3ヶ月。


まさかこんな嬉しいような恥ずかしいよう事が起こるとは。


「うーん……またか。


よし、早く出ちゃおう！」


我妻くんはチロルチョコを口に含み顔を近づけた。



『……えっ！？えっ！我妻くん⁇』


わたしがそう言うと我妻くんは少し悲しそうに眉を寄せ


わたしにキスをした。

チロルチョコの甘さが口に広がり、舌が中で動く。



……なんだろうこの感じ。嬉しいし、恥ずかしい。


でも、懐かしい。


この舌の動かし方。甘さ。

この表情をわたしは……私は……


口が離れる。


チョコの匂いが広がる。


「…………あの、ごめん。でも、俺」


『謝らないで、善くん。』


私が昔の名前で呼ぶと善くんは、顔を上げた。


目には涙を溜めていた。


「……思い出したの？」


こくんと頷く。

鬼狩りだった記憶も、善くんを愛してた記憶も思い出した。

善くんが私を抱きしめる。


「……俺……我妻さんって言われて……悲しかった」


目から涙が溢れている。


ぽんぽんと背中を叩く。

私は善くんの耳に口を近づけ言った。


『善くん、あのね__________________』


私がそう言うと善くんは、涙でいっぱいの目にさらに涙を潤ませ


私を抱きしめ「ありがとう」と言った。




【私ね、記憶がなかった時も善くんのこと好きになったよ】



おや？ユキさんに言いたいことがあるみたいです！


「リクエストありがとう！！久しぶりのキメツ学園設定はどうだったかな？


俺は記憶がなくてもあっても、俺を好きになってくれたユキちゃんがどうしようもなく可愛くて、


どうしようもなく愛おしく思ったなぁ。


やっぱり俺たち運命の赤い糸で結ばれてるんだね！



結婚しないと！」


リクエストありがとうございます！


宣伝鬼殺隊、広報部員のランキング調査

短編集。ランキングをつけるだけ。


恋愛要素は少なからずあるかと。


主にギャグ

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