〇〇しないと出られない血鬼術 参※リクエスト停止中

煉獄さんと彼シャツ【リクエスト】 ページ43

【煉獄さんのシャツをAが着ないと出られない部屋】



『柔らかいといえば柔らかいお題ですね』

彼女の問いに俺は大きく頷いた。

今までのことを振り返れば大したことはないと言えるだろう。


彼女は、俺の袖を引き

『服、脱いでください』と言った。

出るためのこととはいえ、台詞だけ聞いたら何だか卑猥だ。


俺は羽織を脱ぎシャツをAくんに渡す。


『ありがとうございます！着替えるので後ろを向いててください』

そう言われて俺は後ろを向く。


シュルッ、パサッ


(お、おおおおおお音がっ！！)

着崩れする音が後ろから聞こえる。

平常心を保つため剣の稽古を思い出す。

(なに、別に裸でいるわけではないのだ。大したことはない。

ちゃんと俺の服を着ているのだからな)


『いいですよ……』

その言葉に後ろを向くと恥じらうように立っているAがそこにいた。


俺のシャツを着ているのだが……

その……

男物のしかも俺のだからボタンとボタンの間の間隔が広いためちらりと体が見える。

そして袖等が長いためまるで小さい子のよう。


「…………ふむ。かわいいな」


『シャ、シャツを着るのにかわいいも何もないですよ』


ふいっとそっぽを向くそれすらも可愛い。


「だが可愛すぎるのも難儀だな」


後ろから抱きしめ隙間から手を入れる。

『なっ……ちょっ……と』


ふるふると顔を赤らめる。


「なぁ……いいか？」


『だ、ダメです！』

ベシッと隙間に入れ込んだ手を叩かれる。

『こ！ここでは……めっ……ですよ』

きゅんと不覚にも胸がなる。

隙間から手を出し頭を撫でる。


「そうか、すまなかったな！

じゃあ、続きは今夜だな」


ぼっと音を立ててAが赤くなる。


あぁ、早くこの子を甘く溶かしたい。



【年上男を待たせたんだ。その分の貸しは返してもらうぞ】


おや？雪村巴さんに言いたいことがあるみたいです！

「リクエストありがとうな。


よもや、予想外の行動ばかりされてつい手が出てしまった！



まぁ、謝るつもりはないから許さなくていいぞ！


というより、怒るもなにも最後は君が求めたようなものだったがな」


リクエストありがとうございます！

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