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義勇さんと恋人繋ぎ【リクエスト】 ページ6

【義勇と恋人繋ぎしないと出られない部屋】

扉の上のお題にはそうかかれていた。


私はそっと義勇さんを横目で見る。



「……」

無反応。いつものことだ。

まぁ、そんなことより


『恋人繋ぎって……何ですか?』

この部屋は恋人繋ぎをしないと出られない。が、その恋人繋ぎが分からないのであれば、どうすることもできない。


『義勇さん!知ってますか?恋人繋ぎ』


「……」

義勇さんは考え込んだまま何も言わない。


泣き虫のAという不名誉なあだ名をもらってる私としてはそろそろ心が折れそう。


『……義勇さん』


私の声が沈んでいることに気づいたのか、ハッとした表情で私を見る。


「……すまなかった。」


『いえ……』


気まずい沈黙。


5分ほどの沈黙だったはずなのに、空気のせいで1時間ほどに感じられる。


そしてその沈黙は、居心地の悪さは何故か、私の眠気を誘った。


(ずっと鬼を追いかけてて疲れてたし……ちょっとだけ……)



私は眠りに落ちた。



_____________________________

(ん……今何時……)

目を開けず、小さなあくびを1つした。

ふと右手にあたたかさを感じた。

指と指の間にまで感じる温もりに力が抜ける。


「起きたか」

急に力を抜いたので、起きたのが分かったようだった。


『……はい』


目を開けようとすると義勇さんの声に阻まれた。

「そのまま。目を開けず聞いて欲しい。


俺は……別にお前を無視していたわけではない。


ただあまりにも自分にとって都合の良い条件だったので驚いていただけだ」



義勇さんにとって、都合のいい条件……?


「こんなとこで、と思うかもしれないが、俺は、お前が好きなんだ。

柱の世話をしたり、泣きながらも人を守るお前を、気づいたら目で追いかけていた。」


義勇さんの手に力が入る。


その手はかすかに震えていた。


「お前を不安にさせておいて言うのもあれだが、お前を……俺に守らせて欲しい」


声が震えている。


不安げなその声色に私は……


『お願いして、いいですか?』……次の義勇さんの話までSTOP

『好きな人がいます』……推しキャラまでSTOP





おや?義勇さんが実胡斗さんに言いたいことがあるそうですよ!



「実胡斗、りくえすと感謝する。

数ある隊士から俺を選んでくれたこと嬉しく思う。

俺は選んだからには、後悔はさせない。

最後まで、共にいてくれ。」


リクエストありがとうございます!

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設定タグ:鬼滅の刃 , 〇〇しないと出られない部屋 , 短編集   
作品ジャンル:その他
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時

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