〇〇しないと出られない血鬼術

無一郎とDキス【リクエスト】 ページ47

【無一郎と深い接吻をしないと出られない部屋】


「早くしようよ」


『ちょ、ちょっと待って！』

腕に抱きついていた無一郎がするりと腕を離れ接吻をしようとする。


前回の部屋で恋仲となった私たちは敬語やさん付けをやめた。


記憶も思い出し、人目もはばからず無一郎は、くっつくようになった。


「なに、嫌なの」

『嫌じゃなくて……』

じゃあなんでと不満そうに聞いてくる。

『心の準備が……ちょっと』

「そんなのいらないから」

『んぬ……ん……ふっ……』


腕を掴まれ顔が近づき……なんて考えてる間に舌が入ってくる。


最初は手探りという風にゆっくりと動かされたものが

徐々に激しくなってくる。


最後は口の端から唾液が出てるにもかかわらず無一郎は、止めてくれない。


呼吸を極めている私といえど、流石に息が続かない。


酸欠で手足が痺れてくる。


トントンと胸板を叩きやっと解放される。




『ぜえっ……はぁ……ぜえっ』

息を整えてる間、無一郎は、背中を優しく叩き過呼吸になりかけた私にハンカチで息の調整をしてくれた。


「大丈夫？ほら、息して」


『あ、ありがと』


(ありがとっていうか無一郎のせいだけど)

そんな言葉は飲み込み無一郎を見る。


「落ち着いた？」

『うん』


「じゃあ、もう一回ね」

言葉も発せず、押し倒され、また唇を奪われる。

コツを掴んだので最初から激しい。


体が震え、ピクんと痙攣のようなものも起こる。


『ぷぁ、待って、少し！』

口を離した一瞬で抗議する。


「またない、やめない、離さない」

そういうと捕食者の顔をした無一郎がまた唇を奪う。




入ってくる舌を


受け入れる……お幸せに！

受け入れない……「ふーん、じゃあ受け入れるまでするしかないね」





おや？あいねさんに言いたいことがあるようですよ！


「リクエストありがと。

俺のリクエスト少ないなって思ってたからあいねがしてくれて嬉しかった。

まぁ、あいねなら選んでくれるって分かったけど。

お礼言うのは大事だよね。


ほんと、ありがと！」


リクエストありがとうございます！

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