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伊之助となでなで ページ5

【Aが伊之助の頭を撫でないと出られるない部屋】



『なんか、どんな難題が来るかと思ったけど案外普通』


これならサッサッと出れると思って、私は伊之助の頭を撫でようとした。



しかし


「てめぇ!山の王たる俺に何しようとしてんだ!!切んぞ!!!!」


そう言って逃げてしまった。


何回も、何十回も試みたが全て逃げられてしまう。


その時このお題の難しさがようやく分かった。



(難題って……出る方法じゃなくて伊之助(こっち)かぁ!!!!!!)


怒ってるのか照れ隠しか。伊之助は、頭の猪にすら触れさせてくれない。


しまいにはそっぽを向かれてしまった。


『伊之助さぁ〜ん』


「……」


『伊之助すわぁん』


「……気持ちが悪い」


やっと反応してくれた。



『山の王とかじゃなくてね、友達として頭を撫でたいんだよぉ』


私は伊之助に向き直った。


「友達。」


そっと猪の被り物を外すため手を伸ばす。


逃げない。

被り物を掴み、頭から離す。


若干不満げに私を見てるので、それを相手にせず頭に手を置いた。


それから、左右に動かして頭を撫でた。



「…………俺は、お前といるとホワホワする。」


ホワホワとは、伊之助の言葉で【嬉しい・楽しい】を意味する……って炭くんが言ってた。


「でも、お前が炭治郎達といるとぐわぐわくる」


ぐわぐわとはなんだ。


「あのバカに聞いたら、恋ってやつだと言った。


ホワホワが限界に達したらお前に好きって言えとも言われた。」


ゑ?


「一応、好きって気持ちがなんなのかは、炭治郎から聞いた。


間違ってないぜ」


「だから、今から言うことは、本気だから、お前も本気で聞け!!」


『へぇぇぇぇい!』

「……お前が好きだ。一緒にいて欲しい」


いつも澄ました伊之助の年相応の赤い顔。


その顔に向かって私は……



『よろしくお願いします』と言う……次の伊之助の話までSTOP



『ほかに好きな人がいる』と言う。……推しキャラまでSTOP




順位ありがとうございます!

よかったら、私が書いてるもう1つの鬼滅の刃の作品も見ていってください

義勇さんと恋人繋ぎ【リクエスト】→←善逸と手の甲に接吻



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設定タグ:鬼滅の刃 , 〇〇しないと出られない部屋 , 短編集   
作品ジャンル:その他
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時

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