鬼舞辻と童磨と取り合い【リクエスト】 ページ38
【どちらかを選ばないと出られない部屋】
※夢主特殊設定 元柱
部屋に入ってすぐわかる。
自分が死ぬと。
禍々しいこの気は、鬼、上弦と鬼舞辻のもの。
日輪刀も持たない私が勝てる相手ではない。
『選ぶって、どう言うことかわかる?鬼』
「ど、う、ま!ちゃーんと名前で呼んでよー」
ケラケラと鬼が笑う。
こっちが上弦。奥の黒髪が鬼舞辻か。
童磨。その鬼は、私が柱だった時、あと一歩のところで取り逃がしてしまった鬼。
そんな鬼に殺されるのか。
『私を殺しても、鬼殺の魂はあり続ける』
私がそう言うとようやく鬼舞辻が言葉を発する。
「お前を殺して何になる?私たちは、お前を自分のものにするためにここに連れてきた。」
するりと髪の毛を触る感触がある。
「お、前会った時より綺麗になってるねぇ、まぁ、柱をやめて髪の毛も血で染まることがなくなったからかな?」
拳を上弦めがけて振り下ろす。
触らないで。
しかしやすやすと受け止められてしまう。
「うん、乱暴なのは相変わらずだ!
だがそこがいい!それでいい!美しいぞ!」
『いちいち癪に触る鬼ね』
「私たちは、お前が柱になり、童磨と対戦したその時からずっとお前を見てきた。
分かるだろう?美しく、可憐なものほど側に置きたい。その心理が」
鬼舞辻が私の腕を掴む。
「私たちの心を奪った。その罪は重いぞ、A」
知らない、勝手に奪われただけじゃない。
「Aちゃんに課せられた未来は2つだけ。
俺を選ぶか、鬼舞辻様を選ぶか、だ!」
死ぬ選択なんてないぞ?と上弦が付け足す。
2つの瞳に見つめられる。
あと対戦を思い出す。
私は、あの時なんと美しい鬼が2人もいるんだろうと見惚れていた。
その鬼が目の前にいる。
【美しく可憐なものほど側に置きたい】
なんだか分かる気がする。
私は……
上弦を選ぶ……「うん、お前は食べずにじっくり可愛がるからなぁ」
鬼舞辻を選ぶ……「やっと手に入った。お前は俺だけの女だ」
全てに抗う……「命を、粗末にするものではないがねー」
おや?銀色乙女@ナンバカ&銀魂神さんに言いたいことがあるみたいですよ!
「リクエストありがとね!
最近鬼を求める強者がいるけど、俺と鬼舞辻様を求める欲張りな人間は君くらいじゃないかね!
まぁ、そういうのがいいんだけどね」
「リクエスト感謝する。
絶対に離さないからな、覚悟を持っておけ」
リクエストありがとうございます!
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時