鬼舞辻と??? ページ25
【あの方と⁇⁇しないと出られない部屋】
『あの方?』
私は首を傾げた。
「待ってたぞ、A」
聞き覚えのある声に私は日輪刀を構え、声の主と距離を取る。
『鬼舞辻!!!?
何故いる!!!!』
ギリィと歯を噛む。
敵の親玉が目の前にいる。が、実力差は圧倒的。
負ける。
ここで、あいつと戦ったら100パーセント負ける。
ここで死ぬ?
嫌だ。
「そう構えるな。俺はお前を殺さない」
鬼舞辻は、怪しげに笑う。
『この部屋はお前の血鬼術か』
冷や汗を流し問う。
「俺が作った鬼の術だ。
そいつに命令し、お前とこの部屋に入れてもらった」
『先に、柱のお手伝いを殺そうって言う寸法?』
「お前は殺さないと言ってるだろう」
ギロリと睨まれる。
恐怖で手が震える。
『じゃあ、何故』
「お前に惚れた。」
いつのまにか鬼舞辻が私の目の前にいて私の手を取っていた。
日輪刀は、奪われていた。
『っ、な』
急いで離れようとするが、力が強くそれも無理だ
「可愛いな。食べてしまいたい。」
冗談とは思えない。
「A、俺はお前に惚れてしまった。
だが、お前は人間。脆く、すぐに死んでしまう。
鬼になれ。俺と、悠久の時を過ごすのだ」
『ふざけるな!私に人間をやめろと言うのか!!』
「その通りだ」
ギリっと掴む腕が強くなる。
「お前は殺したくない。愛してる」
鬼舞辻は、私の腰に手を回し、さらに近づき
『ん』
口づけをした。
(や、やだ)
いや、なのに。
体が受け入れてしまう。
「人は、快楽に弱い。口づけだけで、十分惚けた顔だ」
愛しいと鬼舞辻が�茲を撫でる。
「この部屋は、【鬼にならないと出られない部屋】
鬼にならなければ、ここから出られない
俺と同じ時間を生きろ、お前を守るし、お前なら十二鬼月にも負けない鬼となる」
私は
日輪刀を拾い斬りかかる……「無駄なことを……だが、愛しい」
鬼になる……「聡明なAは、大好きだ。愛してるぞ」
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時