音響係＋ヤンキー＝love？

ヤンキー4人 ページ6

いづみ視点


いづみ「支配人、音響係の方と連絡取れましたか？」


支配人「はい、今から届けに来るそうです！あぁ、よかったぁ」


FAXが壊れたのは昨日の夜。十座くんと万里くんが喧嘩をし出して…止めに入った時はもう遅く。



FAXの方に躓いて倒れた十座くんの重さで、FAXが壊れてしまった。



古市「ったく…音響係が、届けに来るから良いものを…お前ら、ちゃんと反省しろ」




紬「…そういえば、音響係ってどんな人なんですか？少なくとも、俺たち冬組は見たことないんですけど」



紬さんのその一声で2人を叱ってた古市さんが静かになり

天馬くんと幸くんの言い争いが止まり



真澄くんが私を後ろから抱きしめようとするのをやめ



シトロンさんが嘘か本当かわからない冒険話を咲夜くんにしようとして止めた。



いや、みんな何してるの⁉


いづみ「私もあったことないかな…咲夜くんは？劇団に最初に入ってたし何か知ってる？」




咲夜「いえ、ただ、俺が入団する前にその音響係の人が入ってたことは知ってますけど…」


ふむ…咲夜くんよりも古株ってことか。




椋「支配人さん、音響係さんってどんな人なんですか？」



皆んなが支配人を見る。



支配人「え、天音さんですか？そうですねぇ、一言で言うなら…大和撫子ミタイな感じですね！」




大和撫子⁉ってすごい美人ってこと⁉



…？大和撫子…もしかして…


いづみ「音響係って女の人なんですか？」




支配人「？えぇそうですよ」



太一「しれっと重大情報いったっす」



その時

ピンポーン



インターホンが鳴った。このタイミングで、まさか大和撫子音響係(仮)が来たの⁉



太一「あぁ、俺っち出て来るっす」



その数分後、太一くんの悲鳴が玄関から聞こえて来た。

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