音響係＋ヤンキー＝love？

ヤンキー13人 ページ18

『くそ…2回目…ここにくるのも2回目…』



忌々しげに私が見つめる先は満開カンパニー。


ここに来て良かったことといえばいづみさんが綺麗で優しいことと



幸くんが何気に優しいことぐらい。その2人に会いに来たのならまだ良かったが…



至「ほら、早く中入りなよ」


万里「至さん〜なんのゲームします？」



この見た目も中身も悪魔(仮)に連れられてくるなんて…！



最悪！最悪最悪最悪最悪最悪最悪！


怒りを通り越して呆れてくるような私を尻目に2人は中に入っていく。



『もう、ツミッターで2人と動画撮るって告知しちゃったし…』



行くか…



悪魔の館に私は足を踏み入れた。




万里「えぇ…初心者にそのゲームは、ダメでしょ」



至「大丈夫大丈夫。なんとかなる。それに、初心者がやるからこそ、あのゲームは面白いんだよ」



万里「出た、腹黒」


悪魔の館に入ると悪魔2人が会話をしていた。内容から察するに今から撮るゲームのことらしい。



『？何ゲーするんですか？とっとと撮って帰りましょう』



至「とっとと撮ってって、言いにくそうだよね。アルビカルビみたいな」




『話の腰をおるな。』





万里「あー、これ」



『…わかりました。早速やりましょう』




題名だけ聞いたことある、けどプレイしてないゲームだった。




『【魔女の家】かぁ…』

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