検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:23,023 hit

90話 ページ45

泉 玲side

夏「なんかあの人、前に会った時とずいぶん違うね。」

青「あぁ。確かにキツかったな。大丈夫か、泉。」

泉「は、はい。・・・正直、九条さんの言っていたことは正しいですから。」

菅「にしても言い方があるよ!あんな人だとは思いませんでしたよ。ねぇ蒼生さん!」

荒「お、俺に振るんじゃねーよ。」

朝「夏樹。確かにあの人の言葉にはキツいものがあったかもしれませんが、舞さんの事を悪く言うなら仕事、増やしますよ。」

菅「えぇ!?何で司さんはあの人の味方するんですか?玲が可哀想じゃないですか!」

泉「す、菅野君!?あたしは別に大丈夫だよ?」


むしろ言い返せなかったのが悔しい
正論だったんだから


朝「・・・舞さんは、みなさんが思うような人じゃないんです。」

菅「司さん?」

服「まぁ確かに今のはそう思われても仕方ないことだけどね。」


でも、教えて欲しいと頼んだのは私だ
それで勝手に傷ついたのも私だ



服「・・・舞はだいぶ考え方が変わっちゃっただけなんだよね。」

朝「・・・はい。でも、優しい人には変わりありません。(舞さんが変わったのは、きっとあの事件からだ)」


服部さんも朝霧さんも
何か知ってるのかな?


泉 玲side





あ、1つ言うの忘れてた

部屋を出てすぐ気が付き、また会議室に戻った

コンコン

舞「すいません、1つ言い忘れてました。」

朝「っ舞さん?」

服「言い忘れた事って?」

舞「名無し事件に、ついてです。」

全「「!?」」

舞「さっきのお詫びに1つ教えます。名無し事件の犯人は"伊田 正義"ではないですよ。真犯人は他にいます。」

関「なっ!?」

泉「ほ、本当ですか!?」

舞「うん。」

夏「じゃあ、真犯人って一体誰なんですか?」

舞「ここでは言えない。知りたいなら調べたら?ただし、上層部には気をつけた方がいいよ。」

泉「どういう、事ですか?」

舞「それも分からないの?」

コンッコンッ

机を叩く

舞「こういうことですよ、耀さん。じゃ、本当に失礼しますね。」

そう言ってもう1度部屋を出る

わかったかな?あんまり普通なら使わないものだけど




菅「どういう意味でしょう?」

服「(机を2回叩いていた。・・・いや、叩くというよりはノックしているような感じだった。
ノック?・・・Non Official Cover、NOK、つまり、裏切り者。なるほどねぇ。
つまり、上層部に悪い奴らがいるってこと。 )」









まぁきっと耀さんなら気がつくよね

91話→←89話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あやちゃん | 作成日時:2020年3月29日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。