"白い悪魔"への復讐2 (ページ25)

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70話過去編ページ25

3年前

"11月7日"の悪魔の日が
またあたしの大切な人を奪っていった

ー

"11月7日"

研二の命日である今日
松田は捜査一課で待機してる

4年前のあの事件から警視庁に数字が書いたファックスが届いている

松田はカウントダウンだと予想していりため、今回も必ず送られてくると考えているからだ

あたしも捜査しつつ、お兄ちゃん家に来ていた

舞「はい、頼まれてた資料。確認してね。」

九「ああ。ありがとう。」

宮「舞さんはこの後も仕事ですか？」

舞「うん、まだ終わってないし。それに今日は･･･。」

九「･･･舞。」

舞「ん？」

九「いや、なんでもない。資料、助かったよ。」

桐「せっかくだしもっとゆっくりして行けばいいのによ〜！」

舞「アハハ、そうしたいのは山々だけど今日はちょっと気が抜けないんだ。」

桐「何でだ？」

新「･･･そうか、今日は"11月7日"だったな。」

舞「うん。」

松田の予想通り、送られてくる数字がカウントダウンなら今年も何か送られてくるはず

桐「おっ、テレビで何かやってるぞ！観覧車、生中継？」

宏弥君の声を聞いてテレビを見る

キャスター『えーただいま、爆弾が観覧車に仕掛けられてあると情報が入り･･･』

爆弾！？

まさかっ

すぐに松田に電話をかける

舞「松田、あんた今どこにいるの！？今ニュースで観覧車に爆弾が仕掛けられてるって、まさか」

松『あぁ、そのまさかだ。今観覧車の中にいる。』

舞「はぁ！？何やってんの！？早く解体して！」

松『そりぁ無理だ。』

舞「何で！？」

あんたの技術ならできるはずでしょ！？

松『勇敢なる警察官よ、その勇気をたたえて褒美を与えよう。次の爆弾の在処のヒントを表示するのは、爆発3秒前。健闘を祈る。･･･これが解体中に流れてきた文章だ。』

舞「･･･は？観覧車以外に爆弾があるっていうの？しかも、そのヒントは爆発3秒前って！」

松「病院だってとこまでは、送られてきたファックスからわかったんだけどな。詳しい場所まではわかんねぇ。･･･お前ならこの意味、わかんだろ？」

舞「･･･嫌。」

松『･･･九条。』

舞「絶対に嫌!!」

全「「！？」」

宮「どうしたんですかね？」

桐「何かあったのか？」

九・新「「･･･。」」

それってもう1つの爆弾の在処を知るために解体しないってことでしょ？

解体しなかったら松田は･･･