62話 過去編 ページ17
今、何が起きたの？
松田と研二が電話してて
松田が叫んで
そして･･･
う、そ、でしょ？
舞「い、や･･･いやぁぁぁぁぁ！！研二！研二！いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
松「･･･は、萩原ぁぁぁ！」
あの爆発が信じられなくてその場所に行こうとすると、司やいつの間にか来た耀さんに止められる
朝「っ舞さん落ちついてください！今行ったら危ないです！」
舞「離して！研二が、研二が離して！･･･いやぁぁぁぁ！」
服「っちょっと痛いけど我慢してよ。」
舞「っ！？･･･研二、う、そ」
ガクッ
泣き叫び取り乱していたあたしを耀さんが気絶させた
最後に見た光景は
あたしと同じように叫び、周りから抑えられていた松田と
･･･研二がいたはずの爆発した場所だった
舞「･･･う、ここは？」
目が覚めると
目の前には耀さんがいた
服「気がついた？」
舞「あ、！？耀さん研二は！？あの爆発はあたしの悪い夢ですよね！？そうですよね！？」
お願いだから
夢だって言って！
服「･･･夢じゃないよ。現実だ。」
舞「っあ、いや、あ、うﾞぁﾞぁﾞぁﾞぁﾞ！！」
服「･･･。」
また泣き叫ぶあたしを
耀さんは黙って抱きしめていた
しばらくした後
服「･･･犯人は2人いたみたい。1人はまだ逃走中。もう一人は爆弾が止まってないと勘違いして電話してきたけど、警察に追いかけられて逃げた末事故にあって亡くなった。」
舞「･･･。」
服「･･･1ヶ月。上には俺がなんとか伝えるから、1ヶ月休め。」
もう何も考えられなかった
犯人のことも事件のことも
ただ
研二が"死んだ"
その事実があたしの心を壊す引き金になった
この日の夜は公安にいった零とヒロと会う約束をしていた
警察学校を卒業してからも
"協力者"と"S"という関係でみんなには内緒で会っていた
今日も頼まれた情報を渡す約束をしていたため
重い体を引きづって
待ち合わせの場所に来た
諸「あ、舞！悪いなこんなよ、るに･･･。どうしたんだ？」
降「！何があった？」
2人は動揺していた
約束していた幼馴染が泣いていたら誰でも驚くだろう
諸「舞？」
降「･･･とりあえず俺の車に乗ろう。」
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作者名：あやちゃん | 作成日時：2020年3月29日 20時
