サッカー少女、受け継いで【エイリア編】 (ページ8)

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バカ、102 ページ8

鬼道「あぁ、ビーストファングだ。皇帝ペンギン1号と共に封印された技だ__」

染岡「ってことは、ビーストファングも同じ身体を破壊する技…！」

・

鬼道「源田にビーストファング(あの技)を出させるな、」

塔子「"シュートを打つな"ってことだな…」

禁断の技を出した二人は、苦しそうに呼吸を繰り返している

見ていて自分自身も苦しくなった

苦しさと同時に、"この強さを超えなきゃ佐久間たちを守れないのか"と実感した

不動「佐久間ｱ！！」

ボールは不動の足に吸い込まれるように投げられ、佐久間にパスを出す

…が、佐久間をマークしていた三人が立ち塞がり、Aがパスカット士郎と一之瀬が彼を守った

Aはパスを送り、ボールが回ってきた染岡はシュートをしようとした

___が、シュートを打ったらまた源田がビーストファングを出してしまう

ﾁｯと舌打ちをしてから、少しの間迷った末風丸にパスを出した

そのボールは風丸に渡ることはなく、すぐパスカットで奪われてしまっていた

秋「佐久間くんにボールを渡さないのはいいけど、」

夏未「シュートを打てなければ勝てない…」

春奈「二人の選手生命を守る為だけど、これじゃ"試合にならない"です…！」

マネージャー三人は、不安な表情で試合を見ていた

("佐久間たちにボールが回らなければいい"、か)