サッカー少女、受け継いで【エイリア編】 (ページ6)

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バカ、100《帝国の逆襲・後編！！》ページ6

円堂「ゴットハンド！！」

キャプテンは皇帝ペンギン1号を止めようとするが、その圧倒的な威力に負け、キャプテンごとネットに刺さる

佐久間は自分が放った狂気的な技が強すぎたのか、恐怖を抑えるようにしながらｶﾞﾀｶﾞﾀと震えていた

佐久間「見たか鬼道…

俺の"皇帝ペンギン1号"ｯ！」

冷や汗を浮かび上がらせながら、目を見開き鬼道に問う

鬼道「二度と打つな！アレは"禁断の技"だ！！」

鬼道の言葉に、雷門全員が驚きの声を上げた

・

佐久間「敗北に価値はない。

勝利の為なら、俺は何度だって打つ」

そう言いながら鬼道の横を歩いてゆく

円堂「鬼道！禁断の技ってどういう意味だ？

それに、"二度と打つな"って…」

仲間が心配する中、鬼道はﾎﾟﾂﾘﾎﾟﾂﾘと話し始めた

"皇帝ペンギン1号"は影山零治が考案した技だということ

恐ろしい程の威力をもつシュートで、全身の筋肉が悲鳴を上げ激痛がはしる

体に掛かる負担があまりにも大きい為、二度と使用しない禁断の技として封印されたこと

__そして、一試合に二回打つことが限界ということだった

『じゃあ、三回目は』

円堂「…二度とサッカーが出来なくなるということか」

皇帝ペンギン1号の恐怖が雷門イレブンにも伝わってくる

"怖い"、そんな小さな思いが駆け巡る中、円堂が悲痛の声を小さく上げた

すぐにその悲痛に気づいた鬼道が素早く円堂に忠告した

鬼道「円堂！お前ももう一度まともに受けたら、立っていられなくなる！！」