サッカー少女、受け継いで【エイリア編】 (ページ28)

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バカ、122 ページ28

総一郎「気をつけてくれたまえ！吉報を待っているぞ！！」

「「「「はい、行ってきます！！」」」」

次々とキャラバンに乗り込み、Aが足を踏み入れ円堂がついて行こうとした時

瞳子「円堂くん」

円堂を監督が呼び止めた

つられて前にいたAも振り返る

何時もの厳しい声ではなく、何処か思い悩んでいるような声に感じた

瞳子「河川敷での貴方の言葉、何故か頭に残っているわ

サッカーは楽しいもの。

…あの人も、それに気づいてほしい」

円堂とAはその言葉の意味が分からず、あやふやな状態でキャラバンに入っていった

多分、河川敷での言葉というのはアレだろう

"「俺さ、サッカーやってて良かった。

染岡とも出会えたし、こんなに仲間が増えた

サッカーってやっぱ、面白ぇって思った。

__だから、宇宙人にもサッカーは楽しいんだって教えてやろうぜ！

そうすれば、みんな平和にサッカー出来るじゃないか！！」"

円堂だからこそ言える言葉だ

Aは監督に背を向け、キャラバンの奥に進んでいった