帰国、001《士郎とアツヤと霧野》 ページ3
__北海道にある中学校の一角
電気もつけず、ｺﾛｺﾛと風景が変わってゆく画面を夢中で見ている者がいた
流れてくる実況者や歓声、プレイヤーの声しか聞こえない
士郎「雷門か…」
ﾎﾞｿｯと呟くと同時に部室の扉が音をたてて開く
扉を開けた人物は部室にいた、ただ一人の兄の肩に手を乗せ、顔をｽﾞｲｯと前に出す
アツヤ「アニキ、今年の優勝はオレたちがもらう
そうだろ？」
士郎「______あぁ、」
「アツヤ！！」
ﾁｶｯﾁｶｯと蛍光灯がつき、怒った様子のメンバーが入ってくる
その少年はアツヤの肩を掴み、強引に自分の方に顔を向かせた
目深「お前！！」
紺子「目深先輩、やめて！」
目深「今日の試合何考えてんだ！
サッカーはな、お前一人でやってんじゃないんだ！！」
紺子の叫びも無視し、アツヤにあたる目深
アツヤはそんな目深の思いを聞き、数秒黙っていたがﾌｯとほくそ笑む
アツヤ「確かにな、オレ一人じゃない
オレとアニキ…そしてAの三人でやってる」
この場に"まだ"いない彼女の名前を言ったが、目深の後ろにいた白恋メンバーは誰とは思わなかった
そのくらい、少ししかいなかった彼女だが心に残っているのだろう
目深「てめぇ…」
アツヤ「そもそも お前ら人数に入ってねーから」
目深の言葉に重なるように、アツヤは言う
その言葉が彼の何処かにある糸を千切らせた
目深「キャプテンの弟だからって いい気になりやがって！」
そう言い、アツヤのユニフォームを思いっきり掴んだ
士郎は素早く二人の間に入り、目深の力を入れている方の腕を掴み、離させる
目深「だいたい、キャプテンが此奴を甘やかすから！！」
士郎「それはそうなんだけど、
目深くんはアツヤのプレイの何処が気に入らないの？」
目深「はぁ！？どう見たってアレはまともなプレイじゃなかった！！」
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子狐(プロフ) - 猫宮さん» ｱ゛ｱ゛ｧｧｧｱﾘｶﾞﾄｳﾞｺﾞｻﾞｲﾏｽ!!夢主ちゃんは細かな設定が多く感情移入出来るような子を目指していますので、好きと言ってくれて嬉しいです…！(裏話) (2019年11月9日 20時) (
レス) id: 631b87419d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - あかん、アレスもエイリアも夢主ちゃんも蘭丸も好きすぎるぅうううう！！ (2019年11月9日 15時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
子狐(プロフ) - みなさん» コメントありがとうございます！可愛いと言ってもらい嬉しいです…！回収者の部分は私自身もﾆﾔﾆﾔしながら文字を打っていました((これからもこの物語をよろしくお願いします！！ (2019年10月14日 19時) (レス) id: 631b87419d (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 初めまして！作品とても面白かったです！！蘭丸かわいい！！貴利名くん可愛い笑笑ダメですって…笑笑あと、士郎の夢主回収車でーすと、のりかちゃんの回収車でーすのとこ好きです！あとその後の貴利名も！！今後の更新楽しみに待ってますね！！頑張ってください！ (2019年10月14日 18時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
子狐(プロフ) - 咲羽さん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません…アレスの天秤編では吹雪兄弟は勿論、なえちゃんや氷浦君等の無印では現れないキャラとも絡ませる予定です！出来ればタツヤ君や風丸さんとも…なんて考えてたり(これからもこのシリーズを宜しくお願いします！ (2019年6月23日 3時) (レス) id: 631b87419d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子狐 | 作成日時：2019年2月27日 22時
