BinTRoLL・リモーネ先生story。(短編) (ページ14)

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そんな日々が続くと、終わりはやってくる。

『あ！待ってA！！絶対に写真撮るからね、玄関で待っててよ！！』

「気が向いたらねー笑」

『最後じゃん！』

「、、まあ、時間来ない限りいますよ笑」

最後。

私達は学生だ。
卒業というものがある。

お互い違う道に進むから、こんなふうに会えることは早々ない。

それでもいい。
これからも、少しでも一緒にゲームしたり、

やりとりしたり、声聞けたり。

それができるならいい。

私は正一の彼女ではないから、

ただの友達だから。

そう思ってるのに。

なんで、

なんで足が進んでくれないんだろう。

玄関で待つんでしょ。行かなきゃ。

でも、

動かない。

「、、っ、」

おーちゃん「A、どした？」

「うっ、、泣」

おーちゃん「え！？A！？」

「う、っ、うぁ、うぁーん泣」

おーちゃん「急に！？」

どうしてだろうね。

急に止まらない。涙が。

「嫌だよ、、泣離れたく、、っ、ないよ、泣」

おーちゃん「そっか、、そうだよね、、」
(Aをなだめる)

なんで、今知ったんだろう。

私が、

私は、

正一が好きなんだよなあ。