甘すぎませんか？ -RM- (ページ2)

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『また、飲んでる』

SR「また、見てる」

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ぱこん、と丸めた紙で頭を叩かれたと思ったら

隣には呆れた目で私を見るセラがいた

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いきなり頭叩くぐらいだからセラしかいないけど

『なんだ、セラか』

　

SR「なんだじゃないわよ、またモンスター見てんの？アンタ」

『モンスターじゃなくて、“RAPMONSTER”だし』

SR「…無駄に発音良くするのやめてよ」

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放課後、教室の窓から見える眺めは最高。

だって…、

『…あ、ナムジュン君！』

急いで、視線をセラから窓に移す。

はぁって隣からセラのため息が聞こえ気がするけど、気にしないでおこう。今は貴重な観察時間だ。

『ぐわぁっ、ねぇ…セラ見た？今の！ナムジュンスマイル！』

そう。放課後の教室から私が覗くのは、キムナムジュン君。

あの甘い甘いクリーム多めで、キャラメルソースたっぷりのチョコレートドリンクを飲んでいる彼だ。

彼は今、窓から見える校内のベンチに座って、チョコレートドリンクを飲みながら

あの可愛すぎる笑顔で笑ってる…！

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うぅ、心臓が持たない…

ぎゅぅぅと胸が痛い。

彼の笑顔を見るといつもこうなる

それはきっと私が彼のことが好きだからなんてことは

わかりきってることなんだけど。

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SR「そんな好きならあの隣のバカにでも紹介してって頼めばいいのに」

『あ、ホソク』

SR「気づいてもいなかった」

変なダンス踊ってる

軟体動物にしか見えないホソクがナムジュン君の隣にいた。

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あぁ、だからナムジュン君はあのキューティースマイルだったのねって今気づく

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