白い死神。

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１匹ページ1

潮田side

雨の季節だ
梅雨の６月
殺せんせーの暗殺期限まで残り９か月！！

ザァァァァァァ

ザッザッザッ

杉野｢暑い…｣

ｶｴﾃﾞ｢暑い…｣

渚｢暑いね…｣

強く降る雨の中で、僕、茅野、杉野の３人は校舎までの道のりを歩いていた。

ｶｴﾃﾞ｢もー、何でこんな土砂降りの中ぐちゃぐちゃの山道を歩かなきゃいけないのよーー！！｣

杉野｢しょうがないだろ、俺らE組は校舎が山ん中あるんだから｣

ｶｴﾃﾞ｢むぅ…｣

渚｢まぁまぁ、、あ、そういえば今日、転校生来るんじゃなかった？｣

ｶｴﾃﾞ｢そう！！男の子だって！｣

杉野｢男か～、普通の人がいいなぁ｣

渚｢うーん、それは難しいんじゃないかな、この時期だし｣

杉野｢はァ、だよなぁ…｣

ｶｴﾃﾞ｢あれだけ楽しみにしてた最初の転校生は、律だったもんね｣

少し前に転校してきた自律思考固定砲台の律は
今ではクラスに馴染んでるけど、殺し屋だ

杉野｢ま、3月に地球滅ぼしちまう超生物なんだ、仕方ないか｣

詳しい事は聞かされてないから、殺し屋かは分からないけど普通の人がいいなぁ…

ｶｴﾃﾞ｢でも、どうせならイケメンがいいなぁー｣

杉野・渚｢ハハハ…｣

…………

No side

数時間後
HR

速水｢大きい｣

木村｢大きいぞ｣

Ｅ組「｢｢なんか大きいぞ｣｣｣

律「殺せんせー３３％ほど巨大化した頭部についてご説明を」

殺せんせー「ああ、水分を吸ってふやけました。湿度が高いので」

★殺せんせーの弱点しける

前原「生米みてーだな！！」

殺せんせー「雨粒は全部避けて登校したんですが、湿気ばかりはどうにもなりません」

と自分の顔を絞る。

磯貝「……ま。Ｅ組のボロ校舎じゃ仕方ねーな」

岡島「エアコンでベスト湿度の本校舎が羨ましーわ」

倉橋「先生帽子どしたの？ちょっと浮いてるよ」

殺せんせー「よくぞ聞いてくれました先生ついに生えて来たんです。髪が。」

帽子を取る。

前原「キノコだよ！！」

殺せんせー「湿気にも恩恵があるもんですねぇ、、暗くならずに明るくじめじめ過ごしましょう」

と、もいだキノコを食べる。

殺せんせー｢あぁ、そういえば、昨日お話していた通り、今日から転校生が入ります。あぁ、｣

ニヤッとして、殺せんせーが言う

殺せんせー｢……残念ながら、殺し屋ではありませんが｣

E組｢｢｢ホッ｣｣｣

殺せんせー｢では、八神くん、入ってください！｣

ガラッ

『失礼しま…うっわ、きも。』

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