死神の白猫 2

ネコ、41匹 ページ4

夢主side


及｢俺と国見ちゃんが指示するから、まっつんとメガネ君でターゲットをお願い。蓮夜ちゃんは2人の援護ね。飛雄は隣のビルからサポートよろしく｣

｢｢｢はい/おう/っス｣｣｣


……


月｢ねぇ｣

『はい』

月｢僕らの邪魔だけはしないでね。それと、怪我なんかしたら置いてくから｣



移動中、釘を刺された。

確かに、まだ私の力量を見せてないし、信用されてないのは知っていたから当然といえば当然か。



『……はい』




………




月｢及川さん、部屋見つけました｣

及｢国見ちゃん｣

国｢やってます｣



ターゲットの居る部屋の前

国見さんがドアのロックのパスワードを解除する



松｢蓮夜、月島。3で行くよ｣

｢｢はい｣｣

松｢1.2｣



バンッ


松川さんの合図で部屋に入る
しかし、そこには誰もいなかった


松｢奥の部屋は？｣

月｢………居ないみたいです｣

『(いや……居る)』


猫化出来るこの体のおかげで五感が発達してる為、私は耳がいい

それこそ、離れた人の息遣いまで聞こえるほどに

聞こえた息遣いに耳をすませる

《3人です》
《俺を殺しに来たのか……》


2人


《どうしますか》
《元々あいつらは俺も気に食わなかった。返り討ちにしてやれ》
《はい》


月島さんと松川さんの護衛が今回の仕事

どちらかが撃たれるかもしれない。
それなら、私が代わりにならなければ

私の"仕事"だから



《まずは……あのメガネのやつだな》
《…………撃て》


『っ……月島さん！！』


パンッ


乾いた音が部屋に響いた




──────────────

最近更新遅くてすみません……

ネコ、42匹→←ネコ、40匹

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す