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Youside


ゆっくり視線を壱馬の方に向けると、
押されてバランスを崩して床に倒れていた。


そして、
壱馬と一緒に


まこっちゃんも倒れていた。


助けてくれたのは、
まこっちゃんだった。


勢いよく押したから、一緒に倒れていったんだろう。


まこっちゃんのことを、
壱馬は思いっきり睨んだ。


壱「お前、なんなの。」


慎「…間違ってた。」


まこっちゃんでも見たことがない
壱馬の怖い表情に
まこっちゃんもすごくビビっていた。


壱「は?」

そう壱馬が言った時、

?「A!!!」

と叫ばれた。


そこには走ってきてくれた、
メンバーとGENERATIONSさんがいた。


壱「ッチ」


壱馬はそう舌打ちした。



樹「A!大丈夫!?」

樹が私の傍まで駆け寄ってきてくれた。
久しぶりに樹と目あったななんて、
少し呼吸が荒くなってる中
呑気なことを考えてる。


みんなが壱馬の方を見てる。
壱馬はメンバーにはもちろん
GENERATIONSさんにまで睨みをきかせた。


しばらくの沈黙が流れた。


その中、口を開いたのは、
玲於さんだった。



玲「……壱馬…?」


壱「なんすか。」


先輩であろうが、あの目は変わらない。


玲「…なん、で…こんなこと?」


ちょっと震えた声で言うレオさん。



壱「なんでって…。」

それはまこっちゃんしか知らないことだったから、
みんな謎だった。


壱「憎かったから。


今まで1番人気であった俺がなんであんな奴のせいで2位にならなきゃあかんの?
先輩からも、ファンからも一番人気であるのはコイツで。
ダンスだって、パフォーマーなのに歌だって上手くて、
うざかったから。」


早口でそう答えた。



初めて知ったことだった。
みんななにも言えなかった。


壱「ダサいでしょ?笑
きもーって思ったでしょ?笑
もう、別にええよ笑笑
ウザイもんはウザイねん。
それ以外に何がある?」


龍友「でも、このやり方は違うんちゃうか?
一番人気じゃなくたって、
自分で努力して、勝とうと思わなかったんか?
こんなことして、Aのこと傷つけて!
どんだけAが苦しんだか知らんやろ!!樹だって、ほかのメンバーだって!どうやったら前みたいに笑い合えるんだろうって、毎日毎日寝れないくらいまで考えてた樹やAの気持ち知らんやろ!!お前のその幼稚な考えのせいでみんなが苦しんだんやで!?そんな笑って言うことちゃうからな!!」


龍友さんが大声でそう叫んだ。

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梨乃(プロフ) - ほくとすきぴさん» お陰様で完結させることが出来ました!ここまで読んで頂き感謝です! (2019年11月17日 2時) (レス) id: bb3edf14dd (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - 完結おめでとうございます(?)笑 めっちゃ良きでした!!次の作品も楽しみにしてます!! (2019年11月17日 1時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
梨里叶 - 続きがめちゃくちゃ気になります。 (2019年11月8日 21時) (レス) id: 46d2627ec9 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - めっちゃ良きです!大好きです (2019年11月4日 23時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - やっぱりこの話大好きです。テスト頑張ってくださいね (2019年10月31日 23時) (レス) id: 5baac4220e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨乃 | 作成日時:2019年9月7日 0時

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