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Hokutoside
俺らが騒いでる時、
「うるせーなー」という声がしたから
振り返ると、
そこには壱馬と慎が居た。
さっきまであんなにうるさかったのに、
その一言でみんなが静かになった。
樹「…壱馬…さん？」
壱「何？俺がそんな簡単に心開くとでも思った？笑」
なんて、慎と笑いながら言う。
悪い予感、的中した。
どうしていじめが始まったかも、
笑顔でペラペラと話す。
俺らのことだって…。
『…そう、なの？みんな…』
震えた声でAが言う。
あ〜、そうだ。
図星だ。
潰されるのが怖いから、
自分が怖い思いをしたくないから。
それがために、Aをいじめた。
でも、不思議だったんだ。
大好きだったAをいじめるのは
本当に嫌で、傷つけるのが怖かったけど、
だんだん、そんな罪悪感さえ取れてしまって、
全部が当たり前のことになってしまった。
きっとみんなそうだったんだろう。
だから、誰も何も言えない。
Aが楽屋から出ていった。
ごめん、A。
こんな最低な俺らでごめんね。
そう思ってる時、
気持ち悪いくらい笑顔の壱馬が口を開いた。
壱「お前らさ〜、俺言ったよね？笑
やらなきゃ潰すよって。笑
みんなA側いっちゃったわけだから〜、
みんなまとめて、潰しちゃっていいよね？笑」
なんて、笑顔で言ってくる。
改めて、壱馬に恐怖を感じた。
慎「あ、でも、潰すのは君らだけじゃないですからね？笑」
そう言われた瞬間、
壱馬と慎以外のメンバーが
もっと恐怖に溢れた顔になった。
壱「あ、そや笑
Aも、どうなるかわからんで笑」
あー、もうダメだ。
今この場所は、
さっきまで笑顔が溢れて暖かかった空間とは思えないほど、
凍りついてる。
そんな中、
慎と壱馬だけの笑い声だけが
響いていた。
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ピコ - 面白すぎて一気読みしてしまいました！ 更新待ってます頑張ってください! (2019年9月1日 12時) (
レス) id: e885a35091 (このIDを非表示/違反報告)
いつらぶ(プロフ) - 梨乃さん» ほんと好きです！頑張ってください！ (2019年8月31日 6時) (レス) id: 8c60fbd97a (このIDを非表示/違反報告)
梨乃(プロフ) - 真紀子さん» 頑張ります！！面白いと言っていただけでほんとに嬉しいです^^* (2019年8月31日 1時) (レス) id: bb3edf14dd (このIDを非表示/違反報告)
梨乃(プロフ) - kahonさん» 跳ね上がりそうになるくらいに喜んでもらえるなんて…ほんと感謝です！これからも更新頑張ります^^* (2019年8月31日 1時) (レス) id: bb3edf14dd (このIDを非表示/違反報告)
梨乃(プロフ) - まゆさん» 応援ありがとうございます！期待に応えられるように頑張ります！！ (2019年8月31日 1時) (レス) id: bb3edf14dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨乃 | 作成日時：2019年4月16日 23時
