信じてる。

31 ページ33

Youside




目が覚めた。


AM6:00


医務室からどうやってここに来たのかは覚えていない。





そっか、私見捨てられたんだ。




リビングに行くとコンビニの袋が置いてあった。



そして、手紙も。



樹…か…。




昨日の記憶が一気に蘇る。



私は、本当に誰を信じればいいんだろう。



誰にも会いたくない。





樹は、本当に私の味方でいてくれるのか。





GENERATIONSさんは、私と絡んでいていいのか。





きっといい訳ない。





8人とも、これから未来に向かって




もっともっと輝く人。





私みたいなゴミが関わっていちゃいけない。




みんなをダメにする。





みんなを汚してしまう。






私は何を信じて待っていたのだろうか。






私がいても、みんなの未来をなくしていくだけなのに。





THE RAMPAGEは16人。




私なんていらないの。




この世から消えてしまいたい。





でも、その勇気がない。






樹には



「ごめんなさい。ジュースとかゼリーとかありがとうございました。



今日は来ないでほしいです。



これからも、私と関わることは無しにしましょう。




今までありがとうございました。」




とメールを入れて、




再び眠りについた。

32→←30

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す