信じてる。 (ページ13)

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Youside

GENERATIONSさんがいる楽屋に行こうとしている途中。

？「…ねぇ。」

急に呼び止められた。

振り返ると、

『…っ、っなに…？』

そこには、

樹がいた。

またなにかされるかな？

また悪口言うとか？

殴られる？

そう思うと、今無性に

GENERATIONSさん達に会いたくなった。

なんであんな大好きだったメンバーが、

今目の前にいると、こんな怖くなるのだろうか。

その時、

玲「何してんの？」

玲於さんが来た。

玲「俺知ってんだよね〜。

俺らの大好きな大好きなAいじめてんの。」

玲於さんの目が今までに見たことないくらい怖い。

それには、樹もビックリしている。

でもその時、

樹「…実は、俺Aに謝ろうと思って…。」

は？

樹が私に？

玲「は？何それ。Aをめっちゃ傷つけといて？許されると思ってんのかよ。」

樹「許されないとは思ってます。

俺も実際、結構言っちゃってたし。

でも、最近俺、なんのためにこんなことやってんだろうって。

とりあえず、謝らないといけないって思って。」

樹が本当にそんなこと思ってるのかは分からない。

でも、今樹は涙している。

その涙に嘘はないって思った。

『いーよ別に。』

玲「え？本気で言ってんの？

こいついじめてたんだよ？」

って、少し怒った顔で言う。

『でも、私がまだTHE RAMPAGEに居るのって、

みんなを信じて待ってるからで。

また裏切られても、その時はその時。

THE RAMPAGEは辞めないから。』

玲「…そっか。」

玲於さんがわさしく微笑んでくれた。

樹は手を合わせて謝ってくれてる。

これでいいんだ。

メンバーみんなじゃなくても、

1人でも戻ってきてくれた。

それがどうしても嬉しかった。