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中村倫也 × カレー ページ48

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リクエスト


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朝からニュース、その後はバラエティー2本録り。
それから、それから…
とにかく今日はスケジュールが緻密に組まれていて、休む間もほぼなく動き続けていた。
22:00。とっくのとうにお日様が落ちた時間に、ようやく仕事を終えて、家に帰宅。



「(カレー…?)」


暖かい灯りのついた我が家からは、ほんのりカレーの香りがした。今夜はカレーのようだ。



「ただいま」

『あ!倫也くんおかえり!』



キッチンからひょこっと顔を出した彼女に思わず笑みが零れる。どうってことない、些細な出来事だけど、それだけ十分に幸せを感じた。


彼女のいるキッチンへ足を進めると、予想的中、やはり今夜はカレーだった。慣れた手つきで鍋をかきまぜる姿に、胸が少し弾む。




「やっぱりカレーだ〜」

『え?匂いしてた?』

「ドアの外に来たら分かった」

『換気扇回してるからかな』




近所の人からクレームくるかなぁ、なんて少し的はずれな心配をするところでさえも愛おしいなんて、重症だなと自分でも思う。
はた、と彼女が俺の顔を見た。


『わ、倫也くんほっぺた真っ赤〜』


鍋を混ぜるのをやめた彼女の暖かい手が、
突然に俺の頬を包んだ。


『あったかいでしょ?』

「…うん、めっちゃあったかい」


彼女がする行動一つ一つに愛おしさを感じて、
内側からじわ、とあったかくなる。
それと同時に、ふと不安がおしよせる。
もし、この関係に終わりが来てしまったら…?
この幸せがすべてこぼれ落ちてしまったら…?



『お腹すいた?』


丸い目がこちらを見つめている。
優しくて、甘くて、昔から大好きな目。
少しだけ眠たそうな顔をしているのが可愛い。


「うん、空いた」

『食べよっか!』


きっとこの先、彼女となら幸せをこぼすことなく
ずっと2人で生きていけると信じている。


「ふふ、そうしよっか!」




隙間から幸せを逃がさないように、
カレーにして食べてしまおう。









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遊馬晃祐 × プロポーズ→←西山宏太朗 × 幸せ



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琴音 - またまた続けてのコメントですみません。 僕の妻を決めるという名目で行われているこの舞踏会 近寄ってくる女は、そりゃあ自分の自信があるから これ正しくは自分に自信があるからではないんでしょうか? (2月20日 1時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 吉沢亮×舞踏会のここの部分 その人は突然現れた。 (2月20日 1時) (レス) @page26 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 続けてのコメントですみません。 勇人も私がいるから大丈夫と思ってくれていた。 これ正しくは勇斗にブレーキを 勇斗も私がいるからではないんでしょうか? (2月20日 1時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - こんばんは。 はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 磯村勇斗×おまじないのここの部分 人より少しやんちゃ気味だった勇人にブレーキを かけるのはいつも私の役目だったし、 (2月20日 1時) (レス) @page20 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 主さまが書かれるお話がとてもすきです、!もし2作目を作られるときはまた猪野さんのお話を読みたいです、! (2021年9月6日 5時) (レス) id: 9e30f74729 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どりー | 作成日時:2019年8月9日 8時

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