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「さくら、大丈夫？手伝うよ」
いよいよ明日に控えた文化祭。
順調に進んでいる内装もあと少し、
今日は1日準備日でみんな気合い十分。
いろんなところから笑い声が聞こえてきて
青春やなあ、としみじみする。
瀬戸「あ〜ごめん！これ生徒会室に持ってってもらってもいい？」
「はいはい、任せて」
相変わらずバタバタしてるさくら。
明日が当日ということもあって余計に忙しそう。
生徒会室に持っていくだけなら、と
さくらが持っていた荷物を預かって階段をのぼった。
「………失礼、しまーす」
隅の方にある生徒会室は教室が並ぶ廊下に比べて
音なんかほとんどしなくって、少し不気味。
さっきいて空間と違うから他の世界に来たみたい。
末澤「………ああ、うん。またな、──カノン、」
教室の奥の方から聞こえた声はかつてわたしが恋焦がれた人で。
その人から出た言葉は今悩んでいる女の子の名前だった。
末澤「成瀬ちゃん…？」
「…………っ、せんぱい、」
そういえばだいごくんと先輩は同じ中学校だって前に言うてた気がする。
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鮎＠塩焼き(プロフ) - 更新停止から、随分期間があいてしまっていますが、是非更新して頂けたら嬉しいです。もちろん、無理のない範囲で頑張ってください。 (2023年3月12日 0時) (
レス) @page32 id: 30ab84dc14 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 17d53d6f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華霞 | 作成日時：2019年12月6日 0時
