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順番にくじを引いていって
黒板に書いてある座席表にどんどん名前が入る。
『……Aちゃんと離れたくないねんけど、』
離さないとか言うたばっかやのに、
プクッと頬を膨らませただいごくん。
…かわいい、
『浮気は禁止やで』
「しないよ、」
『席離れてもAちゃんのことずっと見てよ〜っと、』
ニヤニヤしただいごくんに背中を優しく支えられたまま
先生特製のくじ引きを引いた。
19番か、…あっ！窓側や。
瀬戸「A！何番？」
「19！」
瀬戸「ほんまに？わたし21番！」
「さくら斜め後ろやん〜〜！」
お互い紙に書いてある数字を見せ合って喜ぶ。
大橋「ナル〜！俺18番やでえ！」
「はっすん前の席なん…？え、嫌やねんけど、」
大橋「もお〜っ！なんでそんなこと言うん〜？」
仲良くしてなあ〜？とさくらに声をかけるはっすん
さくらは「寝れるかな」と自分の睡眠時間の心配をしていて
ふと教室を見渡すと廊下側に移動するだいごくんの後ろ姿。
だいごくんの近くには正門くんがいて
ほっと息をつく。
だいごくんに話しかけてる隣の席の子、
うちのクラスで1番可愛いって評判の子やし。
それでも正門くんと話してないときのだいごくんは
なにを考えてるのかわからない無の表情。
「…〜〜っ、！」
大橋「ナル顔真っ赤やん！」
バチっと目が合った途端、容赦なくふにゃふにゃといつもみたいにとろけた笑顔をして手を振ってくれるからわたしはもうノックアウト
それはずるすぎる。
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鮎＠塩焼き(プロフ) - 更新停止から、随分期間があいてしまっていますが、是非更新して頂けたら嬉しいです。もちろん、無理のない範囲で頑張ってください。 (2023年3月12日 0時) (
レス) @page32 id: 30ab84dc14 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 17d53d6f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華霞 | 作成日時：2019年12月6日 0時
