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おもむろに立ち上がっただいごくんは
わたしのことをぎゅーっと抱きしめた。
頭の中がぐるぐるする気持ち悪い感覚は
いつのまにか消えてる。
『ふふ、うん。うん、…知ってる、』
柔らかい髪の毛がくすぐったい。
『いま、めっちゃ幸せやなあ、離したくない、』
最後にぎゅーっと力を込められて、
ニコニコ笑っただいごくんがわたしの頭を優しく撫でた。
「離さなくてええよ、」
『…っ、〜〜っ！コラ！Aちゃん！どこでそんなセリフ覚えたの！』
「知りません、ふふ、」
頭を抱えてベッドにうずくまって唸るだいごくん。
バタバタと暴れていて、耳が真っ赤に染まってる。
前髪をガシガシ、恥ずかしそうに顔を隠して一言
『まって、俺今やばい』
西畑やばいでーす！
だいごくんが愛おしくて泣いてしまう。
保健室にだいごくんの声が響いて
チャイムが鳴った。
2人だけの時間はもうおしまい。
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あけましておめでとうございます
本年も何卒よろしくお願い致します
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鮎＠塩焼き(プロフ) - 更新停止から、随分期間があいてしまっていますが、是非更新して頂けたら嬉しいです。もちろん、無理のない範囲で頑張ってください。 (2023年3月12日 0時) (
レス) @page32 id: 30ab84dc14 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 17d53d6f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華霞 | 作成日時：2019年12月6日 0時
