7匹 ページ8
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翌日
朝8:00
天候は晴れ、お出掛け日和だ!
占いは…乙女座12位
ラッキーアイテムが蝶ネクタイって…
朝のTVを見てふと思い出す。
新一と蘭は確か……
二人の星座を思い出そうとしたところでTVを消した。
いけない、いけない!!
そんなことにして失礼だよ、私!ダメダメ!!
恐らく一日中家にいたら二人のことを考えてしまうだろうと思い、今日は散歩でもすることにした。
もちろん出会さないようにお昼を過ぎてから、家を出た。
あ「そういえば…近くに新しい喫茶店が出来たって言ってたっけ」
園子の情報を頼りに、近場の喫茶店で時間を潰すことにした。
ここかぁ!!確かに可愛いお店♪
そして店に入ろうとしたときだった。
すぐ隣で女の子1人、男の子2人の小学生ぐらいの子供たちが店の前で煙草を吸っているヤンキーに話しかけていた。
?「た…煙草はちゃんと決められた場所で、す…吸ってください!」
?「そ、そうだぞ!母ちゃんも人の迷惑になるようなことはするなって言ってた!!」
?「お兄さんたち、他の人達が困ってるんだよ!」
恐る恐るだが、きちんと自分の意見を言う子供達。
私は感心した。
え、偉い…ッ…!!
だが、そんなことを聞かない大人なんてこの世界ごまんといる。
煙草を吸っていた大人達もそのうち。
「あぁ?んだと?!」
「大人に向かって命令してんじゃねぇー!!」
「最近のガキはしつけがなってねぇーな」
ゲラゲラと笑う男達。
そしてとっとッと失せな!と子供達に向かって煙を吹く。
?「ゴホゴホッ!うわ、くせぇ!」
?「目に染みますね…ゴホゴホッ」
イラッ…
私にこの感情が出てきたら最後。
誰も止めることができない。
あ「しつけがなってないのはあんた達の方じゃないの?」
ギロッと睨み付けるその顔はまさしく父の顔、そのものだと自分でも思う。
父は以前、極道の道にいた人間。
その六代目だった。
そんな父の傍に小さい頃からいたんだから、そこら辺のヤンキーなんか私にとっては怖くもなんともない。
「何言ってんだ、ねぇちゃん?俺達に喧嘩売ってんのか!」
と同時に飛んでくる拳。
私はそれを避け、腹部に一発ずつお見舞いしてやった。
あ「お生憎、私は自分より弱い人には喧嘩は売らないの」
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nami(プロフ) - μみゅーμさん» いつもありがとうございます!!切ないシーン増やしていこうか…考え中ですw (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - まとさん» 幸せだなんて…こちらこそありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - 水野亜美さん» 遅くなってすみません!これからもよろしくお願いします♪ (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
μみゅーμ(プロフ) - とても面白いです!なんか、涙がポロポロと…なるところもありました。更新応援してますー! (2016年9月12日 20時) (レス) id: ccfb675fff (このIDを非表示/違反報告)
まと - すごーく楽しかったです!!また読みにきます!素敵なお話に出会えて幸せです。 (2016年9月12日 1時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nami | 作成日時:2016年8月31日 4時