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39匹 ページ40

ーーーーーー







あ「そんなところに頭おいとかないでよ!!」



快「オメーが急に起き上がるからだろ!」



あ「私は悪くないでしょ!!快斗が…」







あー…なるほど。



長年の付き合いで大体のことがわかるようになった。






あ「なんか変なことしようとしてたでしょ!」



快「誰がオメーなんかにするかよ!」



あ「さっきしたじゃん!!」







ギャーギャーといつもの言い争いが始まる。




せっかく気持ちよく星空を見てたのに台無しだ!!


もう快斗なんか知らないッ!!






そう思い、エレベーターのほうへと床をならしながら向かう。








快「おい美羅!どこいくんだよ!!」



あ「コナン君達を迎えにいくの!!快斗のせいで遅くなっちゃったし!」








心配して損したよ!!

快斗の身に何かあったのかって気が気でしょうがなかったのに…





星空を見れたのはいいけど、哀ちゃんと風呂場に行っとけば良かった!








快「ちょっと待てって美羅!」



あ「みんなを待たせてるの!」



快「悪かったって!そのぉ…まぁ男なら誰もが…」



あ「しない!新一はしないよ!!」









グイッ…



後ろから引っ張られる私の右手。

そのひょうしで体が歩くのを止める。









あ「ちょっと快斗!!急に引っ張ったら危n…」



快「他の男の名前なんか出すなよ」



あ「え?」









快斗の顔が切なそうに見えるのは気のせいだよね…?







あ「な、何言ってるの…いつも新一のことは話してたじゃん」



快「あぁ、けど今はダメだ」



あ「なん…で…」








いつもの快斗らしくなくて、あまりにも真剣な瞳で見つめてくるから調子が狂う。





どうしたの…快斗…









快「俺は今日、予告状をだしたはずだぜ」



あ「“私のシトリンクォーツを頂きに参上します”でしょ」



快「あぁ」



あ「でもこのホテルに“シトリンクォーツ”なんていう宝石どこにもないよ」



快「バーロー、ったりめぇだ!」











































快「その宝石はオメーのことなんだからよ」










…え?









月夜の光で照らされている彼の頬はほんのり赤色に染まっていた。


その瞳は私を真っ直ぐ見ていて、離そうとはしなかった。






あ「私が…シトリンクォーツ…」





本当ならここは誰もがトキメクところなんだろうけど…






あ「ごめん快斗、シトリンクォーツって…何?w」

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nami(プロフ) - μみゅーμさん» いつもありがとうございます!!切ないシーン増やしていこうか…考え中ですw (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - まとさん» 幸せだなんて…こちらこそありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - 水野亜美さん» 遅くなってすみません!これからもよろしくお願いします♪ (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
μみゅーμ(プロフ) - とても面白いです!なんか、涙がポロポロと…なるところもありました。更新応援してますー! (2016年9月12日 20時) (レス) id: ccfb675fff (このIDを非表示/違反報告)
まと - すごーく楽しかったです!!また読みにきます!素敵なお話に出会えて幸せです。 (2016年9月12日 1時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nami | 作成日時:2016年8月31日 4時

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