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37匹 ページ38

ーーーーーー
あなたside









中森警部達が地下へと降りてから、私達はとりあえず部屋へと戻った。






元「食った食ったぁあ〜!」



光「あー!元太君!靴で乗らないでください!!」



コ「オメーら、少しは静かにしろ」



歩「哀ちゃん!美羅お姉さん!お風呂はいりにいこ!!」



哀「ええ」









部屋に戻ってはしゃぎっぱなしの子供達。

だけどもうすぐ9時になるので風呂に入りにいくことにした。






けれど私は…無性に快斗のことが心配だった。

予告時間の30分前だったのにさっきの警報はなんだったんだろう…。




まさか快斗じゃないよね?









歩「美羅お姉さんは行かないの?」






準備万端の歩美ちゃんが不思議そうに聞いてきた。



ごめんね、歩美ちゃん…







あ「お姉さん、ちょっと用事思い出したから先に行っててくれる?w」



歩「うん!わかった!」



あ「元太君達もお風呂場で走ったりしちゃダメだからね?」



光「はい!わかりました!」








私は子供達を大浴場へと連れていった後、キッドが現れそうな最上階のフロアへと上がった。








あ「ぅわぁあ〜…!!」








目を疑った。


エレベーターを下りて、すぐ目についたのは天井じゅうに広がる満点の星空だった。








あ「このホテルにこんないい場所があっただなんて…」






広いフロアで特に邪魔な家具はなく、椅子が所々にあるばかりだった。








あ「後でコナン君達にも教えて来よっと!」







宝物を見つけた子供のように私の胸はワクワクしていた。



そしてここの階にはいなかった快斗を探すべくエレベーターに乗ろうと扉が開いたときだった…







ウィーーン…








“星輝き光る今宵9時、米花ホテルにて私のシトリンクォーツを頂きに参上します”






月光が照らすこのフロアで現れたのは…


平成のアルセーヌ・ルパン。









快「貴方のハートを頂きに参りました」

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nami(プロフ) - μみゅーμさん» いつもありがとうございます!!切ないシーン増やしていこうか…考え中ですw (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - まとさん» 幸せだなんて…こちらこそありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - 水野亜美さん» 遅くなってすみません!これからもよろしくお願いします♪ (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
μみゅーμ(プロフ) - とても面白いです!なんか、涙がポロポロと…なるところもありました。更新応援してますー! (2016年9月12日 20時) (レス) id: ccfb675fff (このIDを非表示/違反報告)
まと - すごーく楽しかったです!!また読みにきます!素敵なお話に出会えて幸せです。 (2016年9月12日 1時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nami | 作成日時:2016年8月31日 4時

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