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25匹 ページ26

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快「おい美羅、オメー勝手に走っていくなよな」



あ「あ、ごめんw」









後ろから走ってくる快斗。

それに気づいた男達は「チッ」と言いながら、逃げていってしまった。






ったく!懲りない人たちだ!!









?「美羅?」









去っていく男達の後ろ姿を見ていると、後ろから呼ばれる私の名前。









園「やっぱり!!こんなことするの美羅だと思ったのよね!!」









なんと、連れていかれそうになっていた女の人は園子でした。




そして、近くの喫茶店からは蘭が出てきた。








恐らく蘭を待っている間にナンパされたのだろう。









にしてもこの状況…









快「おい、これって…まずくねぇーか?」









まずい!!!!!






どとどどうしよう!!

新一(快斗)と蘭を会わせたら大変なことになっちゃうよ!!








けれど、もうすでに時遅し…





蘭「新一?!?!」





見つかってしまった。









あ「ら、蘭!!これには深いわけがあってね!実は…!!」



快「シーっ…俺があいつに成りきるから。お前もフォローしろ」



あ「で、でも…」



快「あの顔見ても…か?」









顎でくいくいッと指す方には笑顔で走ってくる蘭。


そんな顔されたら何も言えなくなってしまった。









蘭「新一!!帰ってきてたのね!心配したのよ!連絡ぐらいしなさいよ!!」




快「わりぃな蘭w携帯が壊れちまってよw」




蘭「もぉ!…でも無事でよかった…」




快「んなのオメーが心配することじゃねぇーよw」








そう言って、頭を撫でる快斗。






すごい演技力…

新一のことを少し話していたぐらいで新一そっくりに演技している。







けれど、こうやってみたら懐かしいな。



新一と蘭が並んで歩いているの…久しぶりに見たよ。


新一の姿をした快斗なのに胸はツキツキと痛む一方。









私、成長してないなぁ…








そう落ち込んでいると快斗が

「バーロー、俺は新一じゃねぇって言ったの誰だよ」

と小声で言ってきた。








快斗なりの慰め方なのかな?


不器用なのは昔から変わらない。
快斗は好きな子に意地悪するタイプ…つまり恋愛にも不器用。




だから青子とも上手くいかないの、わかってるのかなw

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nami(プロフ) - μみゅーμさん» いつもありがとうございます!!切ないシーン増やしていこうか…考え中ですw (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - まとさん» 幸せだなんて…こちらこそありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - 水野亜美さん» 遅くなってすみません!これからもよろしくお願いします♪ (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
μみゅーμ(プロフ) - とても面白いです!なんか、涙がポロポロと…なるところもありました。更新応援してますー! (2016年9月12日 20時) (レス) id: ccfb675fff (このIDを非表示/違反報告)
まと - すごーく楽しかったです!!また読みにきます!素敵なお話に出会えて幸せです。 (2016年9月12日 1時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nami | 作成日時:2016年8月31日 4時

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