検索窓
今日:7 hit、昨日:13 hit、合計:166,138 hit

24匹 ページ25

ーーーーーー
あなたside









快斗と待ち合わせして、ビルの中に入った私達。


今日は青子の誕生日プレゼントを買いに来たのだ。







快斗は乗り気じゃなかったけど、私が行きたいといったもんだから嫌々付き合ってくれたのだ。









あ「それにしてもこんなところ蘭に見つかったら大変だよ、なんでそんな格好できたの?」



快「こっちの方が楽しめるだろ、オメーは」








快斗は私が新一のことが好きと知っているのか、たまにこんなことを言ってくる。







ハァ…なんでそうなるのかな…









あ「別に。そんな格好しても新一には見えないし、快斗は快斗だもん」









やっぱり新一とも快斗とも長い付き合いだから、見分けがはっきりとつく。






新一は新一、快斗は快斗。





新一は推理バカで純粋なサッカー大好き男の子。


快斗はムードメーカーで変態だけどmagic大好き男の子。








二人とも…もちろん蘭や青子、園子も大切な存在なんだ。









あ「それに今日は快斗とのデートを楽しみたいしね♪」








ニコッと微笑むと快斗は少し口ごもった後「デートって言うか、これ?」と言った。







あ「いいの!デートってことで!!ほら行くよ!」








手を引っ張って、店の中へと入っていく。






結局、プレゼントは可愛らしいぬいぐるみを買った。

快斗からのプレゼントはmagicらしく、これは盛り上がりそうだと思った。









帰り道、夕陽が染まる商店街では子供たちの声が響いていた。








あ「今日はありがとね、快斗w」


快「あー…うん」






ビルを出てから、キョロキョロしっぱなしの快斗。

なんか後ろを気にしてるようだった。






後ろになにかあるの?






だが振り返ってもなにもなく気のせいだと思い、気にしないことにした。



しばらく歩いていると柄の悪い男達が女の人を無理やりどこかに連れていこうとしていた。






咄嗟に動く私の身体。









あ「ちょっと!嫌がってるでしょ!やめなさいよ!!」









いつの間にか私は男の手を掴み、女の人の目の前にたっていた。








男「お前…この間の…ッ…!」



あ「??」



男「ガキ共を庇った女か!!」



あ「ん?あぁ!あなた達この間の!!」








煙草を吸っていた男達だった。

25匹→←23匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nami(プロフ) - μみゅーμさん» いつもありがとうございます!!切ないシーン増やしていこうか…考え中ですw (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - まとさん» 幸せだなんて…こちらこそありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
nami(プロフ) - 水野亜美さん» 遅くなってすみません!これからもよろしくお願いします♪ (2016年9月13日 7時) (レス) id: be26f7176c (このIDを非表示/違反報告)
μみゅーμ(プロフ) - とても面白いです!なんか、涙がポロポロと…なるところもありました。更新応援してますー! (2016年9月12日 20時) (レス) id: ccfb675fff (このIDを非表示/違反報告)
まと - すごーく楽しかったです!!また読みにきます!素敵なお話に出会えて幸せです。 (2016年9月12日 1時) (レス) id: cbcdc09533 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nami | 作成日時:2016年8月31日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。